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Dr.アイの悩み相談室 file05

file05:相手の行動パターンを知り、柔軟思考で交流促進を

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相談者:結論先言え病の上司に怯えるか弱き女性技術者

  • 私の上司はせっかちで「結論を先に言え」が口癖です。ほんとに病気じゃないかと思うくらいです。私が順序立てて説明していると、「些末なことはいいから結論を言え」と大声を張り上げる始末。か弱き乙女としては、もう怖くて話す気力も湧きません。


    先生、何か良いアドバイスをお願いします。

回答者:Dr.アイ

  • 結論先言え病の上司に怯えるか弱き女性技術者さん、上司と合わず、自分のやり方が悪いのかなと悩んでしまうその気持ち、よくわかります。自分は順序立てて話したいのに、上司は簡潔に話してほしいと思っている。さらに話し方が命令的であると、怖くて近寄れませんね。でも、ここで一つ考えてみてください。あなたはその上司の思考方法や行動パターンについてじっくり考えてみたことがありますか?実はその辺りから意外と解決の糸口が見えてきたりするものです。


    上司に似たパターンの人を見つけて相談せよ
    一度、自分の身の回りの人を観察してみてください。あなたの同僚の中にも、上司と同じように結論から先に話すのが好きな人がいるはずです。その人に、どうしてそうなのか、どうしたらうまく話ができるのか、相談してみてください。そのとき、自分のパターンとの違いもしっかり確認してみてください。きっとあなたは、自分の話し方を変えることによって上司の対応も変わってくることに気づかれると思います。


    どちらがいい、悪いという問題ではありません。相手が変われば、やり方を変える必要があるということを知ることも必要です。自分のやり方に固執して、コミュニケーションが取れないことのほうが大問題です。上司に理解してもらえるきっかけをつかむことができれば、それから後のコミュニケーションが格段によくなることは間違いありません。


    自分とは違うタイプの人とコミュニケーションを
    上司に限らず、会社のプロジェクトでは、いろんなタイプの人が集まって活動します。そのほうが仕事の効率が上がります。様々なタイプの人が必要なのです。それぞれが長所を出し合い、欠点を補い合って仕事が進んでいくからです。みんなが必要であることを理解しましょう。自分とは違う人がいるんだということを知った上で、違う人とコミュニケーションを取る方法を見つけ出すことが大切です。


    自己分析と違うタイプの人たちとの交流で力をつけよう
    「パワフル・コミュニケーション」という1日間の研修コースがあります。トコトン相手と向き合って話をするというすばらしい体験を持つことができる研修です。まず、ツールを使って自己分析を行い、自分のタイプを知ります。次に、身近な課題について実際にインタビューをして、自分なりに解決策を考えて、相手に伝えるという演習を行います。


    「自分のことをこんなに考えてもらったのは久しぶりだし、人のことをこんなに考えたのも久しぶりだった」、「話をたくさん聞いてもらえた」、「相手のことをじっくり観察し、相手のタイプに合わせて話を展開すれば、いいコミュニケーションがとれる。それがわかる研修だった」、「楽しみながら受講ができた」、「年輩者の私にも苦手なタイプがいるが、避けずに相手と向かい合う大切さを学んだ」という感想をいただいています。

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