プロジェクト・マネジャー、または同等の役割を期待される方等を対象に、プロジェクトを成功に導くための品質マネジメントを学習する2日間コースです。
品質マネジメントは成果物の観点とプロセスの観点が必要で、品質の見える化が重要です。
当コースでは3つの演習を通して以下のような観点を疑似体験することにより、実践的に学べます。
■ チーム演習1:
■ チーム演習2:
■ チーム演習3:
当コース受講後、品質を可視化して品質重視の組織風土を醸成する事により、お客様満足度の向上に繋げられます。
※開催初日の15日前に開催判断を行いますので、お早めにお申し込みをお願いいたします。
日時 | 場所 | 状況 | 締切日 |
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6月26日(木) 〜 6月27日(金) | オンラインクラス | 受付中 | 6月23日(月) |
9月18日(木) 〜 9月19日(金) | オンラインクラス | 受付中 | 9月15日(月) |
12月16日(火) 〜 12月17日(水) | オンラインクラス | 受付中 | 12月11日(木) |
3月23日(月) 〜 3月24日(火) | オンラインクラス | 受付中 | 3月17日(火) |
・プロジェクト・マネジャー、または同等の役割を期待される方
・PMO等でプロジェクト支援の役割を担う方、または同等の役割を期待される方
・QAやプロジェクト・レビューや品質レビューの役割を担う方、または同等の役割を期待される方
・テスト業務のリードや管理の役割を担う方、または同等の役割を期待される方
・組織に品質風土を醸成する役割を担う方、または同等の役割を期待される方
以下のコースを受講済み、あるいは同等の知識・経験があることが望ましい
・プロジェクトの計画技法(FA027)
・プロジェクトの運営技法(FA028)
・プロジェクトマネジメント速習コース(FA031)
当コースを修了した時点で、次のことができることを目標とします
1. プロジェクトに求められる品質とは何かを理解する
2. システム / ソフトウェアの品質特性を理解する
3. プロジェクトにおける品質マネジメント・プロセスを理解する
4. 品質マネジメント計画書を作成する
5. 効果的なデザイン・レビュー、インスペクション、ウォークスルーを行う
6. テストを計画する
7. アジャイル型プロジェクトでの品質の作り込みについて理解する
8. プロジェクトに内在する問題を分析し、その対策をとる
●1日目
第1章 プロジェクト品質とは
1.1 品質とは
1.2 ハードウェアの品質に関する考慮事項
1.3 システム/ソフトウェア製品品質モデル
1.4 品質マネジメント
1.5 品質コスト
1.6 品質マネジメントの国際規格(ISO 9000ファミリー)
1.7 ソフトウェアの能力成熟度モデル(CMMI)
1.8 シックス・シグマ(6σ)によるビジネス・プロセス
1.9 継続的改善
第2章 品質マネジメントの計画
2.1 品質マネジメントの計画
2.2 品質マネジメント計画作成における考慮点
2.3 お客様のニーズ
2.4 品質マネジメント計画書
「チーム演習1」:重要成功要因とギャップ分析
第3章 従来型システム / ソフトウェア開発における品質活動
3.1 システム/ ソフトウェア開発における欠陥防止策
3.2 システム/ ソフトウェア開発における欠陥除去策
3.3 レビュー
3.4 インスペクション
3.5 ウォークスルー
3.6 テスト計画の全体構造
3.7 テスト全体計画書(マスタープラン)
3.8 各テスト計画の項目
3.9 テストの開始基準と完了基準
3.10 テストの各段階の目的
3.11 単体テスト
3.12 結合テスト / 統合テスト/ システム・テスト
3.13 システム・テスト
3.14 テストの実施活動– テスト・ケースの設定
●2日目
第4章 品質のマネジメント
4.1 品質のマネジメント
4.2 公式レビューの対象例
4.3 局面完了基準
4.4 サービスイン基準
第5章 アジャイル型プロジェクトでの品質の作り込み
5.1 DX時代に向けた品質マネジメント
5.2 アジャイル型開発手法での品質の作り込み手法
5.3 DX時代のテストの考え方
「チーム演習2」:品質マネジメント計画の作成
第6章 品質のコントロール
6.1 品質のコントロール・プロセス
6.2 QC7つ道具
6.3 パレート図
6.4 相関分析
6.5 平均とバラツキ
6.6 従来型開発におけるの品質評価
6.7 問題解決のステップ
「チーム演習3」:品質分析と品質改善策の作成
ITSS+ 共通スキルレベル:4
当コースはPMBOK® Guideに準拠しており、修了時にPMI®のPDU(14PDU)が取得いただけます。
(PDU対象コースのご紹介 参照)
キャンセル規定 | 受講開始8日前から受講料(購入価格)の50%のキャンセル料がかかります。 また、受講開始0日前(当日キャンセル)から受講料(購入価格)の100%のキャンセル料がかかります。 |
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受講者メールアドレス | □受講者メールアドレスについて |
テキスト | □テキストについて |
オンラインクラス | □オンラインクラス |
【ご注意事項】
1. 当コースではチーム演習を実施しますので、スマートフォンやタブレットのみでの受講は不可です。必ずPCをご使用ください。
2. 演習ではExcelを使用した編集作業を行いますので、PCで使用できるようにご準備をお願いいたします。
PMI®, PMBOK® Guide, PMP® は、プロジェクトマネジメント協会(Project Management Institute,Inc.)の登録商標です。
2023年4月よりコースコードが変更になりました。(旧コースコード:FA035)
□オンラインクラスご参加のお客様で、自宅やオフィス以外の場所でのオンライン受講をご希望の方には iLスクエア をご提供いたします。ぜひご活用ください。
プロジェクトにおいて、品質の問題は最終的にコスト、スケジュールに大きく影響するとともに、本番稼働後にも障害発生やユーザーからのクレームが続くなど、長く尾を引くことがあります。
当コースでは、上流工程での品質マネジメントの重要性と効果的な品質マネジメントプロセスの実施項目について、体系的に学ぶことができます。また、演習を通じて考察を深めたり、講師からの実例なども踏まえた説明等で、考慮すべきポイントについて集中的に学べます。
【お客様の声】
・品質管理の取り組み方、品質の作り込み方、どの案件でも適用できるノウハウである。
・技術からマネジメントまでカバレッジが広い。
・今まで、業務の中で案件の品質管理を行っていましたが、あらためて体系的に学ぶことができました。今後、業務の中で意識して案件を進捗させていこうと思いました。
・現場ですぐに試してみたいアイデアがたくさん浮かんできました。
・経験豊富な講師の方の過去実例などが聞けて大変良かったと思います。
・非常に丁寧に説明されていて、良く理解できました。
・品質管理において今まで曖昧だった部分がクリアになった。