i-Learning 株式会社アイ・ラーニング

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Romo研修事例:JBSグループ様

2015年4月27日(月)、JBS様において、Romoを活用した新人研修が実施されました。


Romo研修」は、アイ・ラーニングがスマートフォン・エデュケーショナルロボットRomoを使い、

ことを学ぶことをねらいとして開発した研修コースです。

今回、JBS様はRomo研修をプログラミング学習に入る導入部分の位置づけとし、アルゴリズムの考え方を習得させることに主眼を置いた研修といたしました。
講師はJBS様のご要望により、自社講師による研修として開催いたしました。そのため、アイ・ラーニングよりJBS人材開発部様に対して、事前に講師養成講座を開催いたしました。
当日は、メイン講師1名、演習をサポートするサブ講師3名の体制にて研修を実施いたしました。

【実施概要】


【研修実施レポート】

当日は108名の新入社員が、1グループ4~5人、24グループに分かれ研修がスタート。
ロボットを使った研修に新入社員は興味津々の様子、講師の言葉に、皆さん熱心に耳を傾けています。



■■ カリキュラム ■■
1.Romo機能の調査
2.アルゴリズムを使ったプログラミング
3.Romoによるトライアルレース



1.Romo機能の調査

まずはRomo機能の調査から開始です。
取り組み方はチームによってさまざま。 
チーム・メンバーとの協業により、チームビルディングのスキルも自然と身についていきます。



2.アルゴリズムを使ったプログラミング

次に、Romoを使ったレースである、「Romoグランプリ」の準備です。
プログラミング・プロセスの基本、設計 - 実装 - テスト - 本番 をIT未経験者にも理解していただけるように、事前説明でしっかりガイド。
チームごと、調べた機能を使ってRomoを走らせるためのアルゴリズムを綿密にデザインします。


自分達で考案したプログラミングのテストです。
テスト環境でRomoを動かし、角度、スピード、あらゆる観点でのチェックをします。
うまくいかなかった場合は、プログラミング・プロセス 設計 - 実装 - テスト - 本番に立ち返ることと、講師から何度もアドバイス。 チームで活発な議論がなされます。



3.Romoによるトライアルレース

そして、いよいよ、24チームがRomoグランプリに挑戦。 本番環境でタイムを競います。


6秒でゴールできれば合格!のところ、良い成績がどんどんでてきました。
次回はもう少し複雑なルート=プログラミングにチャレンジしていただくのも良いかもしれません。


チームワークと綿密な計画~実行をしたチーム、なんと3秒台という驚異的な早さ!大喜びです。



  • Romo研修を通して開発の各プロセスを具体的にイメージできるようになりました。
  • Romoのプログラミングを通して、しっかりとした分析・設計と入念なテストが大切だということを学びました。
  • プログラムを組む前のアルゴリズムを考える段階で、どれだけ分析をして構想を練れるかが、ソースコードを書いていく上で鍵になるということを理解しました。
  • お互いの作業分担の確認などをしてコミュニケーションをとるなどチームワークが大切だとわかる作業でした。
  • チームで協力することの大切さを感じました。試行錯誤を重ねるごとに、いい結果となっていきました。

Romo研修導入にあたって

  • 新入社員の中でもIT未経験者がいるため、いきなりプログラミングを実施するのはハードルが高いと思っていました。そのため、いきなりプログラミングに入るのではなく、ある程度体感でき、イメージできるものを導入部分に入れてから実際のプログラミング研修に入りたいと思い、Romo研修を採用しました。

実施効果について

  • アルゴリズムなどのイメージが湧かない子は、特にプログラミングの入り口として効果があったと思います。体験型の研修ということで、自分達で実際に手を動かして実施してみることが大事だと感じました。また、新入社員の日報を見ると、今までで一番チームワークが発揮され、チームビルディング力がかなり醸成されましたと感じました。なによりも、みんなが一丸となって楽しく・真剣に競いながら学ぶことができたのが良かったと思います。
    今回のRomo研修で学んだ、設計 - 実装 - テスト - 本番のプロセスを念頭に置いて、この後のプログラミング研修でコーディングを行うことにより、相乗効果が現れてくると考えています。

    今回はプログラミング研修の導入として実施しましたが、ITに限定しなくても、チームとしてどのように協力して成果を出すか、という点では広く有効だと思いました。

Romo研修の今後の展開について

  • 今回の研修を実施してみて感じたことは、Romoをもっと自由な発想で動かし、目的によって様々なアイデアが考えられるということです。
    次回実施する際は、今回のRomo研修のあと、もう1段階ステップを踏んで、プログラミング研修へ繋がるような新規カリキュラムがあってよいのではないかと思っており、アイ・ラーニングさんからの提案に期待しています。
    来年はさらに効果を上げる方法を考えたいと思っています。



当コースはお客様のご要望に応じて開催いたします。詳細は、お気軽にお問い合わせください。



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