Red Hat Enterprise Linux サーバーの管理に必要なコアシステム管理を対象とする、2 コース構成の 1 コース目です。
本コースの「(RH124)Red Hat システム管理 I 」(RH224) は、Linux システムの管理経験のない IT プロフェッショナルを対象としています。このコースは、基本の管理タスクに重点を置き、受講者に Linux 管理能力を提供することを目的としています。また、主要なコマンドラインの概念や、エンタープライズレベルのツールについて学習することで、フルタイムの Linux システム管理者を目指す受講者にとっての基盤を提供します。
これは、Linux の予備知識がまったくないコンピュータ・プロフェッショナルを有能な Linux 管理者に育成することを目的とした、2 コース構成のシリーズの 1 コース目です。こうした概念については、後続のコースである (RH134)Red Hat システム管理 II (RH234)でさらに詳しく説明されます。
本コースは Red Hat® Enterprise Linux 9に基づいています。
コースの修了後、仮想環境を含むすべてのコースについて、ハンズオンラボへの 45 日間の延長アクセスをご利用いただけます。
注:本コースは、5 日間の対面授業、5 日間の仮想ライブ授業または自習形式で提供されます。
日時 | 場所 | 状況 | 締切日 |
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7月28日(月) 〜 8月1日(金) | VT(バーチャルトレーニング) | 受付締切(満席) | 7月13日(日) |
主な対象者は、Linux エンタープライズシステムまたはクラウドシステムの現在の管理者またはそうなる予定の技術プロフェッショナルです。
このコースは Red Hat アカデミーの人気コースであり、Linux を使用して技術プロフェッショナルになることを計画している学習者を対象としています。
・何らかのオペレーティングシステムでのコンピュータ・アプリケーションの技術ユーザーとしての基本スキルが求められます。
・無料のスキルチェックでこのコースが自分のスキルに最適かどうかを確認してください。
無料スキルチェックサイトはこちら
当コースを修了した時点で、次のことができることを目標とします。
・Linux と Red Hat Enterprise Linux エコシステムの概要
・コマンドの実行とシェル環境の表示
・ファイルの管理、整理、保護
・ユーザー、グループ、およびユーザー・セキュリティ・ポリシーの管理
・systemd サービスの制御とモニタリング
・Web コンソールと SSH を使用したリモートアクセスの設定
・ネットワーク・インタフェースと設定の構成
・DNF を使用したソフトウェアの管理
Red Hat Enterprise Linux の基礎知識
オープンソース、Linux、Linux ディストリビューション、Red Hat Enterprise Linux を説明し、定義します。
コマンドラインへのアクセス
Linux システムにログインし、シェルを使用して簡単なコマンドを実行します。
コマンドラインでのファイル管理
bash シェルで操作して、ファイルをコピー、移動、作成、削除、および整理します。
Red Hat Enterprise Linux のヘルプの利用
ローカルヘルプシステムを使用して問題を解決します。
テキストファイルの作成、表示、および編集
コマンド出力またはテキストエディターでテキストファイルを管理します。
ローカルユーザーとグループの管理
ローカルユーザーとグループ、および管理者のローカル・パスワード・ポリシーを作成、管理、削除します。
ファイルへのアクセスの制御
ファイルに Linux ファイルシステム・パーミッションを設定し、さまざまな権限設定のセキュリティ効果を理解します。
Linux プロセスの監視と管理
Red Hat Enterprise Linux システムで実行されるプロセスを評価し、制御します。
サービスとデーモンの制御
systemd サービスを使用して、ネットワークサービスとシステムデーモンを制御および監視します。
SSH の設定とセキュリティ保護
OpenSSH を使用して、リモートシステムでセキュアなコマンドラインサービスを設定します。
ログの分析と保存
トラブルシューティングのために、システムイベントログを検索して正しく解釈します。
ネットワークの管理
Red Hat Enterprise Linux サーバーのネットワーク・インタフェースと設定を指定します。
ソフトウェアパッケージのインストールとアップデート
Red Hat および DNF のパッケージリポジトリからソフトウェアパッケージをダウンロード、インストール、更新、および管理します。
Linux ファイルシステムへのアクセス
Linux サーバーに接続されたストレージ上の既存のファイルシステムにアクセスし、検査および使用します。
サーバーの分析とサポートの利用
Web ベースの管理インタフェースで問題を調査し、Red Hat からのサポートを利用して問題解決の支援を受けながら解決します。
理解度の確認
実践的な演習を行って、このコースの内容を確認します。
(EX200)RHCSA認定試験(教室)(EX202)
(KIOSK)RHCSA認定試験(RH00K)
キャンセル規定 | 受講開始18日前から受講料(購入価格)の100%のキャンセル料がかかります。 |
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【重要】
当コースはRedHat直営クラスへのご案内となります。
Red Hat コースのキャンセル規定にご注意ください。Red Hat コースのキャンセルは、クラス開始日の18日前から受講料金全額のキャンセル料が発生します。
お客様がRedHatコースを受講される際には、以下の手順でお客様自身による作業が必要です。
1.当コースに申し込む
2.「Red Hatアカウント」を取得してトレーニング詳細の申込フォームに入力する
実際に受講するためには、当コースお申し込み後、最低でも約1週間ほどはリードタイムが必要となりますので、余裕を持ったお申し込みをお願いします。以下、手順に従って留意点をご案内します。
1.当コースに申し込む
当コースお申し込みの際に、いくつかの留意点がありますのでご承知おきください。
コース開始日の18日前までにお申し込みをお願いします。
2.「Red Hatアカウント」を、受講登録後、トレーニング詳細の申込フォームに入力する
■Red Hatアカウント作成方法
Red Hat のログイン ID を作成するにはどうすればよいですか?
なお、すでにお持ちの方は新規で取得いただく必要はありません。
※お客様より申込フォームに入力をいただいた後、弊社からRed Hatに注文を行います。
※Red Hatが注文を受理した後、Red Hatより、お客様にご案内メールをお送りします。
最低でも3営業日はかかるとされております。ご承知おきください。
このコースでは、フルタイムの Linux システム管理者になるための主要タスクについて学習するのに必要な基盤を構築します。このコースを受講することで、インストール、ネットワーク接続の確立、物理ストレージの管理、基本的なセキュリティ管理など、Linux システムの基本的な管理タスクを実行できるようになります。