マイクロサービスは、小さい(マイクロ)サービスの集まったものであり、全体で1つの大きなサービスを機能します。各サービスは、それぞれのプロセスで稼働しており、サービスによって別な開発言語で作られていても動作は稼働します。
本コースでは、マイクロサービスアーキテクチャの基本的な概念の理解と、実際にマイクロサービスとしてアプリケーションの実装、運用、デプロイをしながらその勘所を学習します。
・これからマイクロサービスの実装、運用をお考えの方
・オブジェクト指向のプログラミング言語を使ったアプリケーション開発の経験がある方
・Javaの基本知識の理解している方
・オブジェクト指向の理解がある方
※研修ではJavaを使用して講義を行います
・マイクロサービスアーキテクチャの基本概念を理解する
・簡単なマイクロサービスを構築を通して基本的なマイクロサービスの実装方法を習得する
1.マイクローサビスアーキテクチャ概要
・マイクロサービスアーキテクチャとは
・マイクロサービスアーキテクチャの特徴
・マイクロサービスの利用事例紹介
・マイクロサービス化のメリット・デメリット
2.マイクロサービスアーキテクチャ設計
・サービスのモデル化方法
・サービスの連携手法
・モノリシックシステムの分割
・コンウェイの法則(オーケストレーションとコレオグラフィ)
・セキュリティ
・デプロイ方法
・テストの自動化
・監視
・組織構造とアーキテクチャの相互作用(コンウェイの法則)
・大規模なマイクロサービス
3.マイクロサービスの実装&デプロイ
・REST APIの実装
Restful APIの理解
Spring Bootによる実装
・クライアントアプリケーションの実装
・リアクティブプログラミングの理解
・クライアントアプリの実装
・API GatewayによるAPI管理
・メッセージブローカーによるサービス間連携の実装
4.マイクロサービスの運用・監視の実践
・テストの自動化
スタブとドライバの実装
GithubとJenkinsの連携でテストを自動化
・デプロイ
Dockerによるコンテナへのデプロイ
・サービス監視
・障害対策
・スケーリング
<演習内容>
・REST API のマイクロサービス構築
・メッセージング環境の構築
・サーキットブレーカーの実装
・コンシューマ駆動契約テストの構築
・分散トレーシングの確認
・CI/CD環境の構築
日数 | 2日間 |
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受講時間 | 10時00分 ~ 18時00分(昼休憩:60分) |
受講料 | 88,000円 (税別価格80,000円) |
キャンセル規定 | 受講開始11営業日前から受講料(購入価格)の50%のキャンセル料がかかります。 また、受講開始7営業日前から受講料(購入価格)の100%のキャンセル料がかかります。 |
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演習環境 | win10以上、64bit、16GBのメモリを積んだPCを推奨スペックとしております。 ご準備が難しい場合は早めにご相談ください。 研修内で行われる演習において、ライブラリなどのダウンロードが必要になります。 研修にオンラインにて参加の上、プロキシ環境下の方は、事前にネットワーク環境をご確認ください。 具体的には、以下のソフトウェアにプロキシ設定を行う必要がある場合がございます。 - apt - Docker - Gradle 社内ネットワーク利用(プロキシ環境下)の方は、社内ネットワークの環境をご確認ください。 |
その他 | ※本研修では「DockerHubアカウント」を利用する場合がございます。 |
当コースは、株式会社フルネス直営クラスへのご案内となります。
満席でもお席をご準備できる場合がありますのでお問い合わせください。
※当コースは、「マイクロサービスアーキテクチャ入門研修」(FUL02)の後継コースです。