クラウドネイティブを構成する技術要素は、DevOps、Continuous Delivery、Container、Microserviceの4つといわれています。本コースでは、自らのサービスをどのように提供するかという視点から、クラウドを使いこなすための知識を身につけます。クラウドデザインでサービスがどのように動いているか理解できるようにし、フルマネージドサービスでのシステム設計、独立した小さなサービスを疎結合して1つのアプリケーションとするマイクロサービス、ドメイン駆動設計を用いたアプリケーション設計からKubernetesへのデプロイ、およびその特有のリリースマネジメントといった様々な要素のポイントを重点的かつ網羅的に学びます。
<当研修の特長>
・総論ディープ型(幅広く深く短時間で学ぶ)研修です。
・講義中心でハンズオンはありません。
・不明点はチャットや音声で気軽に質問できます。
・講師は、マイクロソフトのリージョナルディレクターの小島淳氏です(オルターブース代表取締役)。実際の現場での経験を活かした講義内容となっています。
※開催初日の15日前に開催判断を行いますので、お早めにお申し込みをお願いいたします。
・アプリケーション開発エンジニア
・インフラエンジニア
・マネージャー
・アプリケーション開発またはシステム運用の実務経験があること
・クラウドの基本的な用語と仕組みを理解していること
当コースを修了した時点で、次のことができることを目標とします。
1. 自社またはお客様のシステムをクラウドネイティブ化するための基礎知識を理解する。
2. DevOpsの本質を理解し、技術面だけでなく組織や文化の変革が必要なことを理解する。
3. 継続的デリバリーおよび自動化やマネジメントに必要なポイントを理解する。
4. コンテナ活用とマイクロサービス開発に必要なポイントを理解する。
5. クラウドデザインをベースとして設計をイメージすることができる。
1. クラウドネイティブ
クラウドネイティブとは
基本的な構成例
2. DevOps
DevOpsとは
アジャイルの推進
疎結合な組織の醸成
ステークホルダーとの合意
3. Developer Experience
Developer Experienceとは
バージョン管理ソフトの導入
継続的インテグレーション(CI)の構築
継続的デプロイ(CD)の構築
クラウドリリースマネジメント
Infrastructure as Code
SRE(Site Reliability Engineering)
4. 仮想コンテナ技術
Docker
コンテナを使ったクラウドアーキテクチャー
Immutable Infrastructure
マイクロサービスアーキテクチャー
Kubernetes
5. クラウドネイティブなソフトウェア設計
マイクロサービスとは
マイクロサービスのソフトウェア設計
APIゲートウェイの設計
サーバーレスアーキテクチャー
The Twelve Factor Appを利用したSaaS開発
6. Well-Architected Framework
Well-Architected Frameworkとは
デザインパターン
信頼性とは
パフォーマンス効率とは
セキュリティとは
コスト最適化とは
オペレーショナル・エクセレンスとは
7. DXの推進
ローコードによる内製化
生成系AI
CCoE
日数 | 1日間 |
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受講時間 | 9時30分 ~ 17時30分(昼休憩:45分) |
受講料 | 99,000円 (税別価格90,000円) |
日時 | 場所 | 状況 | 締切日 | セッションID |
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9月27日(金) | オンラインクラス | 【開催決定】受付中 | 9月24日(火) | 11 |
10月11日(金) | オンラインクラス | 開催中止 | 10月8日(火) | 12 |
10月21日(月) | オンラインクラス | 受付中 | 10月16日(水) | 32 |
11月1日(金) | オンラインクラス | 開催中止 | 10月29日(火) | 13 |
11月6日(水) | オンラインクラス | 受付中 | 10月31日(木) | 31 |
11月26日(火) | オンラインクラス | 受付中 | 11月21日(木) | 14 |
12月19日(木) | オンラインクラス | 受付中 | 12月16日(月) | 15 |
1月10日(金) | オンラインクラス | 受付中 | 1月7日(火) | 01 |
2月7日(金) | オンラインクラス | 受付中 | 2月4日(火) | 02 |
3月6日(木) | オンラインクラス | 受付中 | 3月3日(月) | 03 |
3月21日(金) | オンラインクラス | 受付中 | 3月17日(月) | 04 |
キャンセル規定 | 受講開始8日前から受講料(購入価格)の50%のキャンセル料がかかります。 また、受講開始0日前(当日キャンセル)から受講料(購入価格)の100%のキャンセル料がかかります。 |
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受講者メールアドレス | □受講者メールアドレスについて |
テキスト | □テキストについて |
オンラインクラス | □オンラインクラス |
その他 | ハンズオンはコース中に行わず、持ち帰りできるものをご紹介いたしますので、オフィスや自宅等で納得できるまでお試しください。持ち帰りのハンズオンは、サンドボックスを使ったハンズオン形式のオンライントレーニングであるMicrosoft Learnを中心としています。 |
2019年4月よりコースコードが変更になりました。(旧コースコードDXA01)
当コースは、2019年8月まで実施していた「クラウドネイティブ人財育成道場」シリーズよりポイントとなる部分を構成したものです。
□オンラインクラスご参加のお客様で、自宅やオフィス以外の場所でのオンライン受講をご希望の方には iLスクエア をご提供いたします。ぜひご活用ください。
本コースは、クラウドネイティブ化のために必要となる、DevOps、CI/CD、Docker、Kubernetes、サーバーレス、マイクロサービス、クラウドデザイン等のポイントを1日で学べる研修です。
【講師紹介】
【講師からのひとこと】
クラウドネイティブとは、クラウド上で生み出されるクラウドでしか作ることができないアプリケーションを指します。従来の仮想サーバーベースで作られたものをIaaSへ移行しても、オンプレミスで稼働していた仮想サーバーと同じ構成ではクラウドネイティブとはいえません。本コースを通じて、開発系、インフラ系、マネージャー等それぞれの立場の方が共通理解を持つことで、先端技術を継続して推進するための下地を作ることができます。難しい用語や内容を分かりやすく噛み砕くのではなく難しいまま伝授し、外部でも通用する標準的な共通理解が身につくトレーニングを目指しています。
【お客様の声】
・ここまで有意義な情報を豊富にいただけた研修はほとんど経験がありません。
・これほどクラウド開発/運用の経験が豊富な講師はいないだろうと思うほど専門性の高い講義であり、質問にも全て丁寧に答えてもらいました。
・クラウドネイティブの考えを体系的に学ぶことができ、非常に有意義でした。
・アジャイルやDevOpsから入ることで、何のためにクラウドネイティブであるべきか、目的を持って聞くことができました。
・特にコンテナ、クラウドデザインについては、概要が理解できて今後のヒントにできました。
・クラウド設計思想から提案まで幅広く話を聞けてよかった。
・テンポよく事例を交えて講義いただけてよかった。
・非常に難しいところもありましたが、大変興味深かったです。