IT部門の上流工程に携わる方、あるいは業務部門の方を対象にBPM(ビジネスプロセス管理)を体系的に学ぶ1日コースです。
システム化プロジェクトの失敗の大きな原因として、あいまいな要求仕様が指摘されています。それは、新業務プロセスが定義できていないことが原因のひとつです。最適なプロセスを定義するために有効な手法として、欧米ではBPM(Business Process Management:ビジネスプロセス管理)が注目されています。
BPMを使った業務改善およびシステム化を推進することで、プロセス差別化や変化へ柔軟に対応できる基盤づくり、ガバナンスの向上が期待できます。
当コースは、2020年8月より、BPMフレームワークに準拠した以下の内容に改訂しました。
・業務プロセスのデジタル化によるDX実現の基盤作り構築手法
・継続的な業務改善の実践と、継続的な情報システム改善との連携手法
・業務プロセス(含:IT部門のプロセス)の可視化と改善着眼ポイントに基づいた改善手法
※開催初日の15日前に開催判断を行いますので、お早めにお申し込みをお願いいたします。
日時 | 場所 | 状況 | 締切日 |
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2月14日(金) | オンラインクラス | 【開催決定】受付締切(満席) | 2月11日(火) |
5月14日(水) | オンラインクラス | 受付中 | 5月11日(日) |
8月25日(月) | オンラインクラス | 受付中 | 8月20日(水) |
上記概要をご覧ください
特に必要ありません
当コースを修了した時点で、次のことができることを目標とします。
1.経営課題とBPMの関連性の理解
2.BPMの全体枠組みと概要の理解
3.BPM実践アプローチ方法の理解
(As ISモデルからTo Beモデルの作成まで)
4.BPMとビジネスルール(デシジョン管理)の関連性の理解
5.BPEC、BPMS製品、およびBRMS製品の概要の理解
6.BPMの手法に基づいた業務改善サイクルを継続的に実施(まわす)
1. 企業の置かれた環境
変化の激しい環境
日本企業の労働生産性評価
企業経営とBPMの関連性
2. BPMの全体概要
ビジネスプロセス管理手法の変遷
業務のプロセスモデリング
BPMとシステム化の関連性
3. ビジネスプロセスとプロセスマネジメント
ビジネスプロセスの定義
プロセスマネジメントと原則
ビジネスプロセスの成熟度モデル
4. ビジネスルールとデシジョン管理
ビジネスルール管理とは何か
ビジネスルール管理からデシジョン管理へ
5. BPMと業務改革
業務改善・改革のための構造
ビジネスプロセスの観点
アウトプット(成果物)の観点
組織・体制の観点
KPI (Key Performance Indicator)
6. プロセスモデリング BPMN表記法
代表的な表記ルールの解説
【事例演習】 (グループ演習)
ケーススタディー:販売業務
現行業務の分析:課題点の整理
ToBeモデルの作成
7. ビジネスプロセスマネジメントを支援するIT技術
BPEC、BPMSとBRMSとは
RPAとは (特徴と機能)
RPAを導入する考慮点
ITSS:アプリケーションスペシャリスト-メソドロジ レベル3~4
当コースはPMBOK® Guideに準拠しており、修了時にPMI®のPDU(7PDU)が取得いただけます。
(PDU対象コースのご紹介 参照)
キャンセル規定 | 受講開始8日前から受講料(購入価格)の50%のキャンセル料がかかります。 また、受講開始0日前(当日キャンセル)から受講料(購入価格)の100%のキャンセル料がかかります。 |
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受講者メールアドレス | □受講者メールアドレスについて |
テキスト | □テキストについて |
オンラインクラス | □オンラインクラス |
教室クラス | □教室クラス |
コースタイトルが変更となりました。(旧タイトル:業務プロセス設計 BPMの基礎)
BPMフレームワークに準拠した内容に改訂しました。
PMI®, PMBOK® Guide, PMP® は、プロジェクトマネジメント協会(Project Management Institute,Inc.)の登録商標です。
□オンラインクラスご参加のお客様で、自宅やオフィス以外の場所でのオンライン受講をご希望の方には iLスクエア をご提供いたします。ぜひご活用ください。
【講師からの一言】
業務改善をスムーズに進めるためにはどうすればいいのかを、体系的な手法であるBPMをベースにした考え方を理解し、自ら業務改善を継続的に推進していただくことを狙いとしています。
また、BPMS製品・BRMS製品などに携わるシステム部門の方、あるいは導入を担当される予定の方が従来型のシステム開発とはまったく違った方法があることを理解していただくことも狙いとしています。
BPMにより改善アプローチを理解することで、永続的な価値の創造と市場における競争力の維持のための継続的改善活動を行うための基盤作りと、その価値とメリットを享受していただくことを目指しています。