当コースでは、IBM Power Systems サーバー上の仮想 I/O デバイスの概念と実装の詳細について学び、一般的な仮想化機能の構成方法を修得することを目標とします。VIOS(Virtual I/O Server)の構成、VIOS冗長化によるストレージおよびネットワークの高可用性構成、VIOSの一般的なメンテナンス・タスクについてご紹介します。
各機能は、HMC Enhanced+ GUI(HMC v8)を中心とした操作に基づき、設定方法を紹介します。
概要をご覧ください
AIX システム管理や LPAR について基本的知識、および TCP/IP ネットワークの基本的な知識を有していること。「AIX 7 システム管理 基礎編」(AU145)や「Power Systems for AIX:仮想化環境の基礎(LPAR)」(AN110)を受講済みであることが望ましい。
当コースを修了した時点で、次のことができることを目標とします。
1. Virtual I/O Server の役割および導入方法について理解する
2. 物理ボリューム、論理ボリューム、光学メディアを使用した仮想 SCSI デバイスの設定方法を理解する
3. NPIV 技術を使用した仮想ファイバーチャネル・デバイスの構成方法を理解する
4. VIOS でのネットワーク・アダプターのリンク・アグリゲーション機能について理解する
5. Shared Ethernet Adapter のフェールオーバーおよび負荷分散構成について理解する
6. SR-IOV アダプターおよび vNIC の構成方法を理解する
7. VIOS のメンテナンス・タスクの実施方法について理解する
【学習項目】
第1章 Virtual I/O Serverの構成
第2章 仮想 SCSIの構成
第3章 File-backed ストレージ・デバイス
第4章 仮想 Fibre Channel ストレージデバイス
第5章 Virtual Ethernet ネットワーク
第6章 Shared Ethernet Adapter (SEA) の構成
第7章 vNICとvNICフェールオーバー
第8章 PowerVM システム・メンテナンス
【コース構成】
・音声付きビデオ
・補助教材付き(PDFダウンロード形式)
・アンケート付き(今後のコース運営の参考にするために、ご回答にご協力をお願いします。)
【コース修了条件】
・すべてのビデオを最後まで学習すること
【稼働環境】
[PC環境]
OS: Windows8 / Windows10 / Windows11/ macOS High Sierra以降
ブラウザー: Internet Explorer 11(最新版推奨)、
Microsoft Edge(最新版推奨)、
Firefox 最新版推奨、
Google Chrome 最新版推奨、
Safari 最新版推奨
ブラウザー設定:JavaScript、Cookieの使用許可
モニター: 解像度1024×768 pixel 以上、16bit / 65536色以上
サウンド : サウンド・ブラスター互換のサウンド・ボード
ネットワーク環境:ブロードバンド環境推奨
[タブレット・スマートフォン]
iPhone6以降、iPad (iOS 8 以降) Safari、Andriod 6.0.x 以降 + Chrome
ネットワーク環境: 4G(LTE回線) または、WiFi接続推奨
画面の広いデバイスでご受講ください。
*稼働環境については、2022年1月時点で稼働を確認していますが、将来にわたって稼働を保証するものではありません。
上記動作環境を満たしている場合でも、すべてのお客様環境での動作を保証するものではありません。
日数 | 60日間 |
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学習時間 | 16時間 |
受講料 | 170,500円 (税別価格155,000円) |
キャンセル規定 | お申し込み後のキャンセルはできません。 |
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その他 | 当コースは「Power Systems for AIX : PowerVM 仮想化環境の構成」(AN300)をベースにeラーニングとして制作したものです。 |
IBM Power Systems サーバーの仮想化環境で、サーバー集約や高可用性構成を行う際に必要となる PowerVM の標準的な仮想化機能について、詳細を学習することができます。