当コースでは、IBM Power Systems サーバー上の仮想 I/O デバイスの概念と実装の詳細について学び、一般的な仮想化機能の構成方法を修得することを目標とします。VIOS(Virtual I/O Server)の構成、VIOS冗長化によるストレージおよびネットワークの高可用性構成、VIOSの一般的なメンテナンス・タスクについてご紹介します。
各機能は、HMC Enhanced+ GUI(HMC v8)を中心とした操作に基づき、設定方法を紹介します。
上記概要をご覧ください
AIX システム管理や LPAR について基本的知識、および TCP/IP ネットワークの基本的な知識を有していること。「AIX 7 システム管理 - 基礎編」(AU14B)や「Power Systems for AIX:仮想化環境の基礎(LPAR)」(AN110)を受講済みであることが望ましい。
当コースを修了した時点で、次のことができることを目標とします。
1. Virtual I/O Server の役割および導入方法について理解する
2. 物理ボリューム、論理ボリューム、光学メディアを使用した仮想 SCSI デバイスの設定方法を理解する
3. NPIV 技術を使用した仮想ファイバーチャネル・デバイスの構成方法を理解する
4. VIOS でのネットワーク・アダプターのリンク・アグリゲーション機能について理解する
5. Shared Ethernet Adapter のフェールオーバーおよび負荷分散構成について理解する
6. SR-IOV アダプターおよび vNIC の構成方法を理解する
7. VIOS のメンテナンス・タスクの実施方法について理解する
【学習項目】
第1章 Virtual I/O Serverの構成
第2章 仮想 SCSIの構成
第3章 File-backed ストレージ・デバイス
第4章 仮想 Fibre Channel ストレージデバイス
第5章 Virtual Ethernet ネットワーク
第6章 Shared Ethernet Adapter (SEA) の構成
第7章 vNICとvNICフェールオーバー
第8章 PowerVM システム・メンテナンス
【コース構成】
・音声付きビデオ
・補助教材付き(PDFダウンロード形式)
・アンケート付き(今後のコース運営の参考にするために、ご回答にご協力をお願いします。)
【コース修了条件】
・すべてのビデオを最後まで学習すること
キャンセル規定 | お申し込み後のキャンセルはできません。 |
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稼働環境 | 【稼働環境】 |
その他 | 当コースは「Power Systems for AIX : PowerVM 仮想化環境の構成」(AN300)をベースにeラーニングとして制作したものです。 当コースはe-ラーニングコースです。 ・お申し込み日から7日後をめどに受講開始となります。 ・お申し込みの際は‘e-ラーニング利用条件’に同意する必要があります。 お申し込みいただくと開始予定日までに案内メールとともに受講用IDを送付させていただきます。このIDを受取ってから60日間が受講期間となります。 |
2023年4月よりコースコードが変更になりました。(旧コースコード:61P33)
IBM Power Systems サーバーの仮想化環境で、サーバー集約や高可用性構成を行う際に必要となる PowerVM の標準的な仮想化機能について、詳細を学習することができます。