i-Learning 株式会社アイ・ラーニング
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Designing Cisco Data Center Infrastructure (DCID) v7

  • コースコードTR420

  • 受講形態オンラインもしくは対面
  • 日数5日間

  • 受講時間9時30分 ~ 17時00分(昼休憩:60分)

  • 受講料660,000円 (税別価格600,000円)

本コースではCisco社の構成要素と技術を使ったデータセンターの設計について学習します。
データセンターネットワーク設計について、仮想化、レイヤ2とレイヤ3技術、ルーティングプロトコル、およびデータセンター間相互接続(DCI)設計オプションについて学習します。
また、デバイス仮想化技術として仮想スイッチや仮想ルータ、仮想ファイヤウォールを含む仮想データセンターやNFV (Network Function Virtualization)についても学習します。ストレージとSANの設計については、ファイバ チャネルネットワークとCisco Unified Fabricを含めて解説します。
Cisco UCSソリューションの設計については、Cisco UCS BシリーズおよびCシリーズサーバと、Cisco UCS Managerを学びます。
また、ネットワーク管理技術として、UCS Manager、Cisco Data Center Network Manager (DCNM)、およびCisco UCS Directorについて学習します。

  • 機械演習
  • ワークショップ
  • 資格取得
  • 他社提携

詳細情報

対象者

・データセンターの設計者
・データセンターアドミニストレーター
・データセンターエンジニア
・データセンターマネージャ
・システムエンジニア
・CCNP Data Center、またはCCIE Data Center認定取得を計画されている方
・保有シスコ認定をCE (継続教育プログラム)で更新予定の方

前提知識

Cisco Data Center製品群の概要について理解している。下記当社コース参加者と同程度の技術をお持ちの方
・Introducing Cisco NX-OS Switches and Fabrics in the Data Center (DCINX) v1
・Configuring Cisco NX-OS Switches and Fabrics in the Data Center (DCCNX) v1
・Understanding Cisco Data Center Foundations (DCFNDU) v1

学習目標

当コースを修了した時点で、次のことができることを目標とします。
● レイヤ2/3プロトコル設計
● Cisco 2層、3層のL2/L3ネットッワークをケーブリングやラック設計を交えて設計できる
● 顧客シナリオに合わせたvPC、VXLAN、OTVとLISPの設計と管理オプションの提示
● HW仮想化とFEXについて、管理と自動化オプションを交えて設計ができる
● ストレージネットワークについて、RAIDオプション、ハイパーコンバージド、ファイバチャネル、FCoEを交えて設計ができる
● Cisco UCS B/Cサーバについて説明できる
● Cisco UCSドメインのリソースパラメータの設計、AAAやRBACの設計ができる

研修の内容

1. レイヤ2高可用性
 - レイヤ2高可用性メカニズムの概要
 - vPC
 - Cisco FabricPath
 - vPC+

2. レイヤ3接続の設計
 - FHRP
 - ルーティングプロトコル性能とセキュリティの向上
 - レイヤ3拡張性、堅牢性の向上

3. データセンター トポロジの設計
 - データセンターのトラフィックフロー
 - ケーブリングの課題
 - アクセス層
 - アグリゲーション層
 - コア層
 - Spine/Leafトポロジ
 - 冗長化オプション

4. Cisco OTVによるデータセンター間相互接続の設計
 - Cisco OTV概要
 - Cisco OTVのコントロールプレーンとデータプレーン
 - 障害の分離
 - Cisco OTVの機能
 - Cisco OTVの最適化と評価

5. LISP (Locator/ID Separation Protocol)
 - LISP概要
 - LISPによる仮想マシンのモビリティ
 - LISP 拡張サブネットモード(ESM)マルチホップ モビリティ
 - LISP VPN仮想化

6. VXLANオーバーレイネットワーク
 - VLANと比較したVXLANの利点
 - レイヤ2/レイヤ3 VXLANオーバーレイ
 - MP-BGP EVPNコントロールプレーン概要
 - VXLAN データプレーン

7. ハードウェアとデバイスの仮想化
 - ハードウェアベースの高可用性
 - デバイス仮想化
 - Cisco UCSハーバード仮想化
 - サーバ仮想化
 - SAN仮想化
 - NポートID仮想化(NPIV)

8. Cisco FEXオプション
 - CiscoアダプタFEX
 - Cisco FEXを使ったアクセス層
 - Cisco FEXテクノロジ
 - 仮想化対応ネットワーキング
 - SR-IOV
 - Cisco FEXの評価

9. データセンターセキュリティの基本
 - 脅威の軽減
 - 攻撃と対策の例
 - セキュアな管理プレーン
 - コントロールプレーンの保護
 - RBACと認証、認可、アカウンティング

10. 高度なデータセンターセキュリティ
 - CiscoのセキュアEnclavesアーキテクチャのCisco TrustSec
 - Cisco TrustSecの動作
 - ファイアウォール
 - データセンターネットワークにおけるファイアウォールの位置付け
 - Cisco Firepowerポートフォリオ
 - ファイアウォール仮想化
 - 脅威軽減の設計

11. 管理とオーケストレーション
 - ネットワークとライセンス管理
 - Cisco UCS Manager
 - Cisco UCS Director
 - Cisco Intersight
 - Cisco DCNM の概要

12. ストレージとRAIDオプション
 - DASとNAS
 - ファイバチャネル、FCoEとiSCSI
 - ストレージ技術の評価

13. ファイバチャネルのコンセプト
 - ファイバチャネルの接続、階層とアドレス
 - ファイバチャネルの通信
 - ファイバチャネルSANの仮想化

14. ファイバチャネルのトポロジ
 - SANのパラメータ
 - SANの設計オプション
 - ファイバチャネル設計ソリューションの選択

15. FCoE
 - FCoEプロトコルの特徴
 - FCoEの通信
 - DCB (Data Center Bridging)
 - FIP (FCoE Initialization Protocol)
 - FCoE設計オプション

16. ストレージセキュリティ
 - 共通のSANセキュリティ機能
 - ゾーン
 - SANセキュリティの閣僚
 - SANデータの暗号化

17. SAN管理とオーケストレーション
 - Cisco DCNM for SAN
 - Cisco DCNM アナリティックスとストリーミング テレメトリ
 - SANにおけるCisco UCS Director
 - Cisco UCS Directorのワークフロー

18. Cisco UCSサーバとユースケース
 - Cisco UCS Cシリーズ サーバ
 - ファブリックインターコネクトとブレードシャーシ
 - Cisco UCS Bシリーズサーバのアダプタカード
 - ステートレス コンピューティング
 - Cisco UCS Mini

19. ファブリックインターコネクトの接続
 - ファブリックインターコネクト インターフェイスの利用
 - Cisco UCSドメインにおけるVLANとVSAN
 - Southbound接続
 - Northbound接続
 - Disjointレイヤ2ネットワーク
 - ファブリックインターコネクトの高可用性と冗長化

20. ハイパーコンバージドと統合システム
 - ハイパーコンバージドと統合システムの概要
 - Cisco HyperFlexソリューション
 - Cisco HyperFlexの拡張性と堅牢性
 - Cisco HyperFlexクラスタ
 - Cisco UCSドメインにおけるクラスタの能力と複数クラスタについて
 - Cisco HyperFlexにおける外部ストレージとGPU
 - Cisco HyperFlexの位置付け

21. Cisco UCS Managerのシステムワイド パラメータ
 - Cisco UCSのセットアップと管理
 - Cisco UCSのトラフィック管理

22. Cisco UCSのRBAC
 - RoleとPrivilege
 - Cisco UCS ManagerにおけるOrganization
 - Localeと反映される権限
 - 認証、認可、アカウンティング
 - 2因子認証

23. プールとService Profile
 - グローバルプールとローカルプール
 - UUIDプールとMACアドレスプール
 - WWNプール
 - サーバプールとiSCSIイニシエータ IP プール

24. Service Profileのポリシー
 - グローバルポリシーとローカルポリシー
 - ストレージポリシーとBIOSプリシー
 - ブートポリシーとScrubポリシー
 - IMPIポリシーとメインテナンスポリシー

25. 特定ネットワークのアダプタとポリシー
 - LAN Connectivityの制御
 - SAN Connectivityの制御
 - 仮想アクセス層
 - 接続性の拡張

26. Cisco UCS Managerのテンプレート
 - Cisco UCSのテンプレート
 - Service Profileテンプレート
 - ネットワークテンプレート

27. データセンター自動化の設計
 - モデルドリブンなプログラマビリティ
 - Cisco NX-API概要
 - Pythonを使ったプログラマビリティ
 - Cisco Ansibleモジュール
 - Puppetエージェントの利用

演習/デモ内容

机上演習1. vPCの設計
机上演習2. FHRPの設計
机上演習3. ルーティングプロトコルの設計s
机上演習4. 顧客に適したデータセンタートポロジの設計
机上演習5. Cisco OTVを使ったデータセンター間相互接続の設計
机上演習6. VXLANネットワークの設計
机上演習7. Cisco FEX設計の作成
机上演習8. Cisco UCSソリューションにおける管理とオーケストレーションの設計
机上演習9. ファイバチャネル ネットワークの設計
机上演習10. FCoEソリューションの設計と統合
机上演習11. セキュアなSANの設計
机上演習12. ストレージネットワーキングのためのCisco UCS Directorの設計
机上演習13. Cisco UCSドメインとファブリックインターコネクトケーブリングの設計
机上演習14. Cisco UCS Cシリーズサーバの実装設計
机上演習15. Cisco UCSファブリックインターコネクトのネットワークとストレージ接続の設計
机上演習16. Cisco UCSソリューションにおけるシステムワイドなパラメータの設計
机上演習17. Cisco UCSドメインにLDAP統合を導入する設計
机上演習18. Cisco UCSにおけるService Profileで使用するプールの設計
机上演習19. Cisco UCSにおけるネットワークアダプタとポリシーの設計

資格関連情報

シスコ技術者認定試験
300-610 DCID

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CCNP DataCenter認定取得


開催情報

開催概要

日数 5日間
受講時間 9時30分 ~ 17時00分(昼休憩:60分)
受講料 660,000円
(税別価格600,000円)

開催日程・場所

日時 場所 状況 締切日 セッションID
7月1日(月) 〜 7月5日(金) オンラインLive(トレノケート社) 受付中 5月17日(金) 01

重要事項

キャンセル規定

受講開始22日前から受講料(購入価格)の100%のキャンセル料がかかります。

テキスト

・テキストは英語、講義は日本語で行います。英語テキストは翻訳ツールを使って閲覧します。「翻訳の精度が高く、まだ英語ができない私でも理解することができ助かりました」というご意見を頂戴しています。
・本コースにはトレノケートが独自作成した日本語演習ガイドが付属します。
・内容は変更される可能性があります。

オンラインクラス

■オンラインで参加される場合
テキスト閲覧、演習環境へのアクセスにGoogle Chromeブラウザを使用します。

【本コースはオンライン対応です】※一部日程をオンラインで開催しています

会場が「オンラインLive」または「教室Live配信」の日程は、PCやタブレット等を通してオンラインでご参加いただけます。

オンラインLive:受講者の方はオンラインのみとなります。
教室Live配信:教室・オンラインから受講される方が混在します。

★オンラインLiveトレーニングの詳細はこちら

その他

【重要】キャンセル規定
当コースはトレノケート株式会社 直営クラスへのご案内となります。
コースのキャンセルは、コース開催初日の23日前までとさせていただきます。
それ以降は受講費用の全額をご請求させていただきます。

※他社提携コースは、お申し込み後に空席確認を行います。主催会社でお席の確保ができた後に受付確定となります。

【重要なご連絡・ご確認事項】
【重要】コース参加のための必要準備があります。こちらの内容に従ってお手続きをお願いします。

■Ciscoサイトへのアカウント登録
本コースで利用する電子テキストの閲覧には、Cisco社へ登録したシスコアカウントを使用します。
アカウントがない場合、コース当日にテキストをご覧いただくことが出来ません。
アカウントをお持ちでない方は、こちらを参考に受講時までにご用意ください。

備考

・本コースの受講証明書は、シスコ社より発行されます(発行基準 100%の出席)。


メッセージ

本コースは Cisco認定試験 300-610 DCID試験 に対応しています。
300-610 DCID試験に合格することで、以下のようになります。
・Cisco Certified Specialist - Data Center Design認定を取得できます。
・DCID試験に加えて350-601 DCCOR試験に合格することで、CCNP Data Center認定を取得できます。

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