i-Learning 株式会社アイ・ラーニング
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VSM(Value Stream Mapping)ワークショップ

  • コースコードED861
  • 受講形態
    オンラインもしくは対面
  • 日数1日間
  • 受講時間
    10時00分 ~ 17時00分(昼休憩:60分)
  • 受講料
    66,000円 (税別価格60,000円)

「Value Stream Mapping(VSM)」とは、トヨタ生産方式の「モノと情報の流れ図」を元に開発された業務フロー/プロセスを可視化する手法です。このVSMでは、顧客に価値を創出する一連の工程の全体像をステークホルダーが集まって作成し、価値の流れ(バリューストリーム)を理解し、できあがったものを一同で俯瞰的に見ることによって、現状把握や課題発見を行います。
属人化しがちな業務プロセスの可視化を図ることで、全体最適視点のスムーズなコミュニケーションを実現可能にし、現状把握や課題発見を行うための一歩を踏み出せます。
DX推進におけるデジタル化や業務変革を推進するためには、まずは自組織の現状や課題を見つめ直し最適な改善施策を打つことが重要です。
「VSMワークショップ」では、身近な例を題材にして、実際にVSMを記述し見える化したものを分析します。そして分析した情報を元に改善アイデアを議論します。
このプロセスを通じて、部分最適ではなく「全体最適」の視点で、業務変革を行うための手法を身につけることができます。

  • PDU対象
  • ワークショップ
  • 他社提携
※他社提携コースは、お申し込み後に空席確認を行います。お席を確保できない状況の場合はご連絡させていただきます。
なお、「残席数」はリアルタイムに反映されていない場合がございます。また、残席数表示に関わらず申込可能な場合がございますので、正確な「残席数」については、お問い合わせください。

詳細情報

対象者

・顧客への価値提供をさらに向上させたいと考える管理職・現場担当者の方
・組織横断での業務の全体最適化を行うために、具体的な手法を学びたい方
・チームや部署全体の成果を上げたいと考えている方
・コスト削減や生産性向上を含む業務改善手法を知りたい方

前提知識

・特になし

学習目標

・実際にVSMを記述し、一連の工程が体感できる
・VSM記述の方法と分析の進め方が理解できる
・現状の業務フローが把握できる
・顧客・ユーザー視点での全体像が把握できる
・ムダ分析・価値無価値分析をする際の指標が理解できる
・意見を引き出して改善を推進する手法が理解できる

研修の内容

・VSMとは
 ・VSMを記述する目的
 ・VSMの効果
・VSMの書き方
 ・VSMによる改善活動の流れ
 ・ペインポイントの共有
 ・スコープの定義
 ・スタートとゴールを記述
 ・プロセスを並べる
 ・線でつなぐ
 ・工程にかかる時間を入力する
 ・工程をグルーピング
 ・VSM完成
 ・ムダ分析
 ・価値無価値分析
 ・Value add Time
 ・改善後の時間を計算する
 ・VSM分析完了
 ・改善アイデアに優先順位をつける

資格関連情報

当コースはPMBOK® Guideに準拠しており、修了時にPMI®のPDU(6PDU)が取得いただけます。
受講後に取得できる単位
PMI® PDUs 6 (W: 1 P: 0 B: 5)

(PDU対象コースのご紹介 参照)

重要事項

キャンセル規定
受講開始6営業日前から受講料(購入価格)の100%のキャンセル料がかかります。
演習環境

※VSM記述に使用するツールは、研修開催方式によって異なります。
・オンラインLive研修の場合:オンラインホワイトボードツール(Miro)を使用
・集合研修の場合:研修会場にて模造紙またはホワイトボードを使用

備考

当コースは、株式会社ITプレナーズジャパン・アジアパシフィック直営クラスへのご案内となります。


メッセージ

【講師からひと言】
トヨタ生産方式をルーツとするVSMの歴史は長く、どんな業務も取り扱うことができます。決して難しいものではないため、独学でVSMを学び、自ら取り組む方も多くいらっしゃいます。
しかし、VSMを描く知識だけでは、その先の改善活動で必ず壁が生じます。実際、独学では効果が得られず、このコースを学び直しに来る方もまた多いのです。
このコースでは、VSMの先にある改善活動までスコープを広げ、進め方のコツを学びます。身近なケーススタディを用いて、チームで協力しながら一連の流れを体験するため、実践的な視点を身に着けることができます。
講義の中で強調しているのは、内向きの業務改善ではなく、顧客への提供価値を強く意識することです。さらに、VSMの作成には関係者全員で臨み、心理的安全性を意識するよう促しています。そのように組織カルチャーを創造的に変化させない限り、業務改善や組織変革は、必ず壁に直面するからです。
受講された皆さんから、「百聞は一見に如かず」というフィードバックを頂戴しています。1日の体験を通して、すぐに業務改善に役立つ手法とともに、組織の文化を変える種子を手に入れましょう。


お客様の声

【お客様の声】
・1日のワークショップを通して、プロセスの可視化ができるようになった。
・VSMを実際に作成し、改善点まで考える一連の流れを実践できた。
・役割によって、全く違う情報を持っていることを改めて実感できた。
・業務分析、自動化対象洗い出しなどの見える化、特に数値化することの有用性を感じられた。
・業務に対する考え方、広げ方、改善点の見つけ方など当たり前のようで気づけていなかったことに気づいた。
・感覚的かつ定性的に行いがちな業務改善に対して、見える化による共通認識に基づいてより効果的に取り組める期待が持てた。
・チームビルディングや、組織の横串、顧客の立場から考えるといった、VSMによって得られる副次的な価値についても、明確にできた。

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