DevOpsは、異なるチームが協力して効率的かつ迅速なデリバリー(価値の提供)を実現するための取り組みです。開発(Development)と運用(Operations)の協働を重要視する考え方であることから、DevOpsの名前がつけられています。ビジネスにおいてデジタル技術が欠かせない存在となっている現代では、DevOpsは特に重要な考え方となっています。多くの組織がDevOpsを導入し、DXを成功させています。
本コース「DevOpsファンダメンタル」では、グローバルコミュニティ「DevOps Agile Skills Association(DASA)」が定義した12の主要な知識とスキルについて学びます。その内容は、クラウドやCI/CD等の自動化技術だけでなく、考え方や組織カルチャ、組織モデルや人材のコンピテンシなど多岐に渡ります。ケーススタディやグループディスカッションを通じて、DevOpsの概念や用語などの基礎知識を身につけることができます。
DevOpsを学び始める人の最初の一歩としておすすめのコースです。また、組織カルチャを醸成し、チームワークや協力の重要性を理解したい人にも適しています。チームメンバーが受講してDevOpsに共通の認識を持ち、チームの共通言語を習得するのにも最適なコースです。
| 開催日 | 場所 | 状況 | 締切日 |
|---|---|---|---|
| 2月9日(月) 〜 2月10日(火) | オンラインLive研修(ZOOM)(ITpreneurs) | 受付中 | 1月25日(日) |
下記は一例であり、これらに限定するものではありません
開発、運用、またはITサービスマネジメントに関与する方
以下の役割などの、DevOpsと継続的デリバリーと関連のある方:
・DevOpsエンジニア
・プロダクトオーナー
・インテグレーションスペシャリスト
・運用マネージャー
・インシデント/変更マネージャー
・シスアド
・ネットワーク管理者
・ビジネスマネージャー
・自動化アーキテクト
・エンタープライズアーキテクト
・テスター
必須条件はありませんが、アジャイルやスクラム、リーン、ITサービスマネジメントなどの前提知識があることで理解度が上がり、学習効果が高まります。
・DevOpsがどのようにして登場したのか、その推進要因を説明できる。
・DevOpsの主要な概念と原則を定義して議論できる。
・DevOpsと継続的デリバリーのビジネス上のベネフィットをリスト化して説明できる。
・チームがDevOpsの原則を具体的な実践に変換する方法がわかる。
・DevOpsを前提とした運用について学べる。
・テストの自動化、インフラストラクチャの自動化、ビルドとデプロイの自動化の概念を説明できる。
・DevOpsとリーンおよびアジャイルの方法論との関係を説明できる。
・組織のさまざまなDevOpsモデルとアーキテクチャについての洞察ができる。
・クラウドおよびデリバリーパイプラインの自動化が、仕事を最適化し速度を高める方法を特定できる。
・DevOpsへの変革における重要成功要因について議論できる。
●1日目
ユニット1:コース紹介
・自己紹介
・本コースの概要
・本コースの達成目標
・コーススケジュール
・ケーススタディ:Easy Journey Airways
・試験詳細
ユニット2:DevOps - 背景
・DevOpsの歴史と進化
・DevOpsがビジネスにもたらすベネフィット
・DevOpsの原則
・ゴールと測定基準
ユニット3:個人にとってのDevOps
・役割別からT字型プロファイルへ
・DASAコンピテンスモデル
ユニット4:チームや組織にとってのDevOps
・文化や行動様式
・組織モデル
・チームの自律性
・DevOpsのスケーリング
●2日目
ユニット5:DevOpsプラクティス
・ITSM
・リーン
・アジャイル
・アーキテクチャ
・継続的デリバリーと自動化
・近代インフラとクラウド
・運用
ユニット6:DevOps - 次のステップ
・現状の分析
・徐々に改善する
模擬試験
質疑応答
●試験概要
DevOpsファンダメンタル試験受験には、専用のバウチャーが必要となります。 オンラインで試験監督官とカメラとマイクを使用しながらやりとりを行い、パソコン上で試験を実施します。
●資料の持ち込み
不可。試験中にメモをとるためのコピー用紙などは持ち込み可
●試験監督
あり
●試験時間
60分間。試験言語が母国語でない受験者には15分の延長あり
●問題数
40問
●合格ライン
65%(26問正解)
●受験要件
受験にあたっての必須要件はありませんが、DASA DevOpsファンダメンタル(本コース)を受講していることを推奨します。
当コースはPMBOK® Guideに準拠しており、修了時にPMI®のPDU(14PDU)が取得いただけます。
受講後に取得できる単位
PMI® PDU: 14
Ways of Working(6)、Power Skills(4)、Business Acumen(4)
PMP®受験資格や資格更新にお役立ていただけます。
(PDU対象コースのご紹介 参照)
| キャンセル規定 | 受講開始6営業日前から受講料(購入価格)の100%のキャンセル料がかかります。 |
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当コースは、株式会社ITプレナーズジャパン・アジアパシフィック直営クラスへのご案内となります。
当コースは、DASAの認定資格を後日受験するコースです。
PMI®, PMBOK® Guide, PMP® は、プロジェクトマネジメント協会(Project Management Institute,Inc.)の登録商標です。