未来塾 エバンジェリスト インタビュー:「正解より“問い”を持つ力を」未来を創るリーダーに求められる思考とは

2025.10.26お役立ち情報
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デジタル人材未来塾
コミュニティエバンジェリスト 落合 和正氏に
未来塾についてお聞きしました。   


「未来塾」は、どんなところなんでしょうか?

落合氏:ひとことで言えば、“未来を考えるための知的な遊び場”ですね。

まじめな話をしているのに、どこかワクワクしてしまう。そんな場を目指しています。

テクノロジーが進化するスピードが速すぎて、少し油断すると「AIが全部やってくれるんでしょ?」という空気になりがちです。でも、未来をつくるのは結局「人の意思」なんです。未来塾は、その“意思”を鍛える場所です。

 

「人の意思」…つまり、AI時代に必要な力とは?

落合氏:AIをうまく使う力ももちろん大事ですが、それ以上に大事なのは「何を考え、どう選ぶか」です。

AIは“答え”を出すのは得意ですが、“問い”を立てるのは苦手です。

未来塾では、すぐに正解を出すよりも、「なぜ?」「そもそも?」と問いを深めることを重視しています。
たとえば、未来レポートでは「お金の未来」や「AIが変える職業」など、少し先の世界を題材にしながら、“考えるフレーム”を提供しています。受け取った人が「そういう視点もあるのか」と自分なりに再構築できるようにしているんです。

 

「学び」というより「探究」に近いですね。


落合氏:
まさにその通りです。未来塾は「受講する」ではなく「参加する」場です。

会員の方々には、異業種・異職種の方々が多く、正解のないテーマを自由に語り合います。ときどき「話が脱線した!」と思っても、そこから新しいアイデアが生まれることがある。そういう瞬間が面白いですね。

交流会では気軽に語り合えるんですが、真剣な議論のあとに「その話、めっちゃ面白いですね!」なんて笑い声が上がる。未来をまじめに語るけど、空気は軽やかなんです。

 

参加者同士のつながりも、この塾の魅力のひとつですよね。

落合氏:そうですね。社外の人と、肩書きや立場を越えてフラットに話せる機会って、実はなかなかないんです。

未来塾では、異業種の方との対話から「そんな考え方があるのか!」と視野が広がることが多い。時には、そこから実際のコラボレーションに発展するケースもあります。

未来を考えるという共通テーマのもとで出会うと、不思議と“共感”が早いんです。打ち解けるスピードが速いというか。AIの話をしながら、気づいたら人間関係ができている(笑)。

 

未来塾の講演会も好評だと伺いました。

落合氏:はい。2026年は「AIとWell-being」「AIが変える未来企業論」などを予定しています。テーマだけ聞くと難しそうですが、会場の雰囲気は意外と明るいんですよ。

講演の後に懇親会があるのですが、皆さんが「今日の話、面白かった!」と自然に語り出す。その空気の中に、“学びが文化になる”瞬間を感じますね。

私のモットーは「難しい話をわかりやすく、そして粋に」ですから(笑)。未来塾でも、知的な刺激の中に“心が動く瞬間”を仕込みたいと思っています。

 

未来レポートの内容も人気ですね。どんな思いで書かれているんですか?

落合氏:あれは、私自身の“知的冒険日誌”みたいなものです(笑)。

たとえば「江戸時代の競争優位」や「マウントをとる人間心理」など、一見AIとは関係なさそうなテーマも扱います。

でも、そこから“人間らしさとは何か”“知識がどう進化するか”を掘り下げていく。
「未来」とは「過去からの連続の上にある」ので、時代をまたいだ視点で考えることが大事だと思っています。

 

落合さん自身、未来を考えるときに意識していることはありますか?

落合氏:「未来を“予測”するより、“構想”する」ですね。

未来は当たるかどうかより、「どんな未来を生みたいか」を考えるほうが建設的です。未来塾では、そういう“能動的な未来観”を共有したいんです。

あと、私自身は「未来は怖いけど、面白い」と思っています。だから、笑いながら考えるくらいがちょうどいいんですよ。

 

ここまで聞くと、“学び”というより、“人生の視点を広げる場”のようにも感じます。

落合氏:おっしゃる通りです。未来塾での対話は、キャリアの話にもつながりますし、人生観を整理する機会にもなります。

人によっては「この塾で、自分の“問い”が変わった」と言ってくださる方もいるんですよ。その瞬間、「ああ、未来をつくるとはこういうことだな」と思います。

 

最後に、参加を迷っている方にメッセージをお願いします。

落合氏:未来塾は「学び直し」の場というより、“未来に向けて思考を磨き直す”場です。AIの時代に“人らしく考える”とはどういうことか、未来から逆算して一緒に探ってみませんか?

硬い議論より、ちょっと知的で、ちょっと笑える未来トーク。そんな時間を一緒に楽しめる方なら、きっとハマりますよ。

 

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