当コースでは、複雑な Red Hat Ansible 自動化ワークフローを大規模に管理し、単一障害点を防ぐことを学習する、eラーニング(セルフベース・ラーニング(SP))です。90日間のコースコンテンツと最大80時間のクラウド演習へのアクセスが可能となります。一部のコースには、インストラクターによる講義ビデオも付属する場合があります。
一元化された自動化の実行を大規模にデプロイ、制御、サポートしたいと考えている経験豊富な Ansible 自動化エンジニア、DevOps 担当者、および Linux システム管理者を対象としています。受講者は Red Hat Ansible Automation Platform 2 を使用して Ansible 自動化をスケールアップします。また、Automation controller をデプロイして自動化ワークフローを一元管理し、Automation mesh をデプロイして実行キャパシティの拡張と分散を行い、プライベート Automation Hub をデプロイして Ansible Content Collections と Automation execution environment を管理して自動化開発者が使用できるようにします。Ansible Automation Platform の高可用性を確保するための大規模自動化クラスタの設計とアプローチについても説明します。
このコースは Red Hat Ansible Automation Platform 2.2 に基づいています。
このコースは、次の役割を含む、組織の Ansible 自動化インフラストラクチャを提供、管理、および維持する必要があるユーザー向けとなります。
・Ansible 自動化エンジニアおよびアーキテクト
・自動化操作をサポートする Linux システム管理者
・DevOps エンジニア
・Red Hat Enterprise Linux 8 の Red Hat 認定エンジニア (RHCE®) であるか、同等の Ansible の経験を有すること
・「(DO374SP) Red Hat Ansible Automation Platform」 (RS374) を履修済みの方
・「(EX374) Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Developing Automation with Ansible Automation Platform」 取得済みの方
・無料のスキルチェックを受けて、この試験の準備に最適なコースを確認してください。
当コースを修了した時点で、次のことができることを目標とします。
・Red Hat Ansible Automation Platform 2 のアーキテクチャに関する説明
・Red Hat Ansible Automation を一元的に調整およびスケーリングするための Automation controller とプライベート自動化ハブのインストールと設定
・Red Hat Ansible Automation Platform と一元化された Git リポジトリサービス (GitLabなど) の統合
・Red Hat Ansible Automation Platform サービスでのユーザー、チーム、アクセス権の管理
・以前のジョブの成功または失敗に基づいて自動化を実行するワークフローの作成と管理
・Automation controller とリモート実行ノード間で実行を分散するための Automation mesh の設定と管理
・Red Hat Ansible Automation Platform サービスのトラブルシューティングとメンテナンス
・大規模な自動化クラスタの高可用性とスケーラビリティを確保するための推奨事項に関する説明
Red Hat Ansible Automation Platform のインストール
Red Hat Ansible Automation Platform とは何かを説明し、Automation controller と Automation Hub の基本的なインストールを実行します。
ユーザーアクセスの管理
ユーザーアカウントを作成して Automation controller と Automation Hub でチーム/グループを編成し、各サービスのリソースの管理とアクセスの権限を割り当てます。
インベントリーおよびマシン資格情報の管理
管理するマシンのインベントリーを作成し、それらのシステム上で Automation controller の実行ノードがログインして Ansible ジョブを実行できるよう、必要な資格情報の管理や設定を行います。
プロジェクトの管理と Ansible ジョブの起動
Web UI でプロジェクトとジョブテンプレートを作成し、これらを使用して git リポジトリの Ansible Playbook を起動し、管理対象ホスト上のタスクを自動化します。
高度なジョブ設定の設定
ジョブをより効果的かつ効率的に実装できるよう、Automation controller の高度な機能を設定します。
ジョブワークフローの構築
ジョブテンプレートの高度な機能を使用して、パフォーマンスの向上、ジョブのカスタマイズの単純化、複数ジョブの起動、反復ジョブの自動スケジュール、ジョブ結果の通知を実行します。
高度なインベントリーの管理
スクリプトまたは Automation controller スマートインベントリー機能から動的に生成されたインベントリーを管理します。
Ansible Automation Platform の設定の自動化
Ansible Content Collections、Automation controller API、Git Web フックを使用して、Red Hat Ansible Automation Platform サービスの設定とデプロイを自動化します。
Red Hat Ansible Automation Platform のメンテナンス
Red Hat Ansible Automation Platform の定期的なメンテナンスと管理を行います。
自動化のパフォーマンスに関する洞察の取得
Red Hat Insights for Red Hat Ansible Automation Platform から情報を取得して、Ansible 自動化のパフォーマンスの評価と改善点の特定を行います。
大規模な Red Hat Ansible Automation Platform デプロイメントの構築
高可用性技術と Automation mesh を使用して、Red Hat Ansible Automation Platform のデプロイをスケールアップします。
理解度の確認
このコースで習得したスキルを実証するため、指定された仕様、Ansible プロジェクト、プロビジョニングして管理するホストを使用して Automation controller でプライベート Automation Hub の設定と新しい組織の設定および運用を行います。
注:学習内容は、テクノロジーの進歩や対象業務の性質の変化に伴って変更されることがあります。
「(EX467)Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Managing Automation with Ansible Automation Platform - (教室)」(EX467)
キャンセル規定 | お申し込み後のキャンセルはできません。 |
---|
当コースは、eラーニング(セルフベース・ラーニング(SP))での学習となります。
教材は受講開始から最大90日間アクセスできます。
クラウド環境での実機演習が最大80時間まで行えます。
お客様がRedHatコースを受講される際には、以下の手順でお客様自身による作業が必要です。
1.当コースに申し込む
2.「Red Hatアカウント」を取得してトレーニング詳細の申込フォームに入力する
実際に受講するためには、当コースお申し込み後、最低でも約1週間ほどはリードタイムが必要となりますので、余裕を持ったお申し込みをお願いします。
以下、手順に従って留意点をご案内します。
■e-ラーニング利用条件
当コースはRed Hat のe-ラーニングのためこの「e-ラーニング利用条件」とは異なりますが、以下のRedHat社サイトのリンク先の内容を確認してから、こちらのページに戻って同意して処理を進めてください。
https://www.redhat.com/ja/about/red-hat-training-policies#online
■Red Hatアカウント作成方法
Red Hat のログイン ID を作成するにはどうすればよいですか?
なお、すでにお持ちの方は新規で取得いただく必要はありません。
※お客様より申込フォームに入力をいただいた後、弊社からRed Hatに注文を行います。
※Red Hatが注文を受理した後、Red Hatより、お客様にご案内メールをお送りします。
最低でも3営業日はかかるとされております。ご承知おきください。
※当コースは、お申込み後の受講者変更・キャンセルはできません。
このコースを受講すると、Red Hat Ansible Automation Platform 2 の Automation controller、プライベート Automation Hub、Automation mesh コンポーネントをインストールおよび管理して、より大規模に拡張可能な Ansible 自動化サービスを組織のためにデプロイおよび運用する方法を学ぶことができます。