試験時間:4時間
実技形式の 「 (EX294) RHCE 認定試験」 (EX303) では、Red Hat® Ansible® Engine を使用して複数のシステムを管理し、Ansible で多数のシステムで一般的なシステム管理タスクを実行するための知識とスキルを試験します。この認定試験で試されるスキルは、多数の Red Hat 製品のシステム管理の基礎をなすものです。
この試験に合格すると、Red Hat 認定エンジニアに認定されます。
RHCE® は、Ansible とスクリプトを使用した Red Hat® Enterprise Linux® タスクの自動化、Red Hat の先進テクノロジーの統合、効率とイノベーションに向けた自動化の適用のスキルを備えた Red Hat 認定システム管理者 (RHCSA) であることが前提となります。そのため、RHCE 認定を取得するには、最新の RHCSA 認定が必要です。RHCE の取得以降も学習を継続する受講者については、最高レベルの認定である Red Hat 認定アーキテクトの取得に向けた学習パスの基礎ステップにもなります。
日時 | 場所 | 状況 | 締切日 |
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6月27日(金) | 日本サード・パーティ 品川御殿山会場 | 受付締切 | 6月12日(木) |
7月18日(金) | 日本サード・パーティ 品川御殿山会場 | 受付中 | 7月3日(木) |
8月15日(金) | 日本サード・パーティ 品川御殿山会場 | 受付中 | 7月31日(木) |
9月22日(月) | 日本サード・パーティ 品川御殿山会場 | 受付中 | 9月7日(日) |
・スキルの検証を望む、または組織または通達 (DoD 8570 指令) の要請により資格が必要な、熟練した Red Hat Enterprise Linux システム管理者
・「 (RH294)Red Hat システム管理 III: Linux Automation with Ansible」 (RH294) を受講済みで、Red Hat 認定エンジニア (RHCE) を目指す受講者
・Red Hat 認定アーキテクト (RHCA) を目指す受講者
・複数のシステムを管理する能力を実証したいシステム管理者
・DevOps 環境で作業し、ワークロードの一部を自動化する能力を実証したい IT プロフェッショナル
・資格が最新ではない、またはまもなく最新ではなくなるので RHCE として再認定を望む Red Hat 認定エンジニア
・Red Hat 認定システム管理者 (RHCSA) を取得済みであることが、Red Hat 認定エンジニア (RHCE) を取得するために必要です。
・「 (RH124) Red Hat システム管理 I 」(RH224) と 「(RH134)Red Hat システム管理 II 」(RH234) の両方、または 「(RH199)RHCSA 速習コース」 (RH520) を受講済み、または Red Hat Enterprise Linux のシステム管理者として同等の業務経験を有する
・「 (RH294) Red Hat システム管理 III: Linux Automation with Ansible 」(RH294) を受講済みであるか、同等の実務経験を有する
・「 (EX200) RHCSA 認定試験」 (EX202) の試験内容を網羅していること
・Red Hat Enterprise Linux 8 向け 「(EX294)RHCE 認定試験 」(EX303) の試験内容を網羅していること
・無料のスキルチェックを受けて、この試験の準備に最適なコースを確認してください
RHCE 認定試験の合格
RHCE 試験の受講者は、Red Hat 認定システム管理者が担当する、以下のようなタスクをすべて処理できることが前提となります。
Red Hat 認定システム管理者として担当するすべてのタスクを実行する能力
基本的なツールの理解と使用
稼働中のシステムの運用
ローカルストレージの設定
ファイルシステムの作成と設定
システムのデプロイ、設定、保守
ユーザーとグループの管理
セキュリティの管理
Ansible のコアコンポーネントの理解
インベントリー
モジュール
変数
ファクト
ループ
条件付きタスク
Play
タスクの失敗の処理
Playbook
設定ファイル
ロール
提供されたドキュメントを使用した、Ansible モジュールとコマンドに関する特定の情報の検索
ロールと Ansible Content Collections の使用
ロールの作成と処理
ロールをインストールして Playbook で使用
Content Collections をインストールして Playbook で使用
Content Collections から関連する一連のロール、補助モジュール、その他のコンテンツを取得し、Playbook で使用
Ansible 制御ノードのインストールと設定
必要なパッケージのインストール
静的ホスト・インベントリー・ファイルの作成
設定ファイルの作成
ホストのグループを定義するための静的インベントリーの作成と使用
Ansible 管理対象ノードの設定
SSH キーを作成して管理対象ノードに配布
管理対象ノードで特権エスカレーションを設定
管理ノードへのファイルのデプロイ
単純なシェルスクリプトを分析し、Playbook に変換
Automation content navigator による Playbook の実行
Automation content navigator による Playbook の実行方法に関する知識
Automation content navigator による利用可能な Ansible Content Collection で新しいモジュールの検索と使用
Automation content navigator によるインベントリの作成と Ansible 環境の設定
Ansible の Play と Playbook の作成
一般的に使用される Ansible モジュールの活用方法についての知識
変数を使用したコマンド実行結果の取得
条件文を使用した Play の実行制御
エラー処理の設定
システムを特定の状態に設定するための Playbook の作成
以下と連携する Ansible モジュールによる標準的な RHCSA タスクの自動化
ソフトウェアパッケージとリポジトリ
サービス
ファイアウォールルール
ファイルシステム
ストレージデバイス
ファイルコンテンツ
アーカイブ
タスクスケジューリング
セキュリティ
ユーザーとグループ
コンテンツの管理
カスタム設定ファイルを作成するためのテンプレートの作成と使用
Playbook で Ansible Vault を使用した機密データの保護
「(EX294)RHCE認定試験(教室)」(EX294)
「(KIOSK)RHCE認定試験」(RH00K)
◆試験日時の予約方法◆
・Red Hatから届いた受験権利のご案内メールに、試験予約のご案内が入っています。案内に従って、お客様ご自身で場所と日時を選択し、空いている枠で試験を予約します。なお、試験予約された日付を弊社にご連絡いただく必要はございません。
・試験開始24時間を切った時間枠は予約ができません。
・受験開始24時間前までは、受験日時の変更が可能です。
・土日および祝祭日の試験設定はありません。
・Red Hat 個人用試験(KIOSK)についてのご案内は こちら をご確認ください。
・以下Red Hat の認定試験についてのポリシーもご確認ください。
Red Hat 個人用試験について
Red Hat 認定試験の利用条件
キャンセル規定 | 受講開始18日前から受講料(購入価格)の100%のキャンセル料がかかります。 |
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【重要】
当コースはRedHat直営クラスへのご案内となります。
Red Hat コースのキャンセル規定にご注意ください。Red Hat コースのキャンセルは、クラス開始日の18日前から受講料金全額のキャンセル料が発生します。
お客様がRedHatコースを受講される際には、以下の手順でお客様自身による作業が必要です。
1.当コースに申し込む
2.「Red Hatアカウント」を取得してトレーニング詳細の申込フォームに入力する
実際に受講するためには、当コースお申し込み後、最低でも約1週間ほどはリードタイムが必要となりますので、余裕を持ったお申し込みをお願いします。
以下、手順に従って留意点をご案内します。
1.当コースに申し込む
当コースお申し込みの際に、いくつかの留意点がありますのでご承知おきください。
コース開始日の18日前までにお申し込みをお願いします。
2.「Red Hatアカウント」を、受講登録後、トレーニング詳細の申込フォームに入力する
■Red Hatアカウント作成方法
Red Hat のログイン ID を作成するにはどうすればよいですか?
なお、すでにお持ちの方は新規で取得いただく必要はありません。
※お客様より申込フォームに入力をいただいた後、弊社からRed Hatに注文を行います。
※Red Hatが注文を受理した後、Red Hatより、お客様にご案内メールをお送りします。
最低でも3営業日はかかるとされております。ご承知おきください。
受験準備として 「(RH124)Red Hat システム管理 I」 (RH224)、「(RH134) Red Hat システム管理 II 」(RH234)、および「(RH294) Red Hat システム管理 III: Linux Automation with Ansible 」(RH294) の受験を検討することをお勧めします。コースを受講することは必須ではなく、試験のみを受けることもできます。
Red Hat のトレーニングコースに参加することは、試験対策として重要ですが、試験の合格を保証するものではありません。それまでの経験、訓練、適性なども試験に合格するための重要な要素となります。
Red Hat 製品のシステム管理に関するさまざまな書籍や情報が提供されています。Red Hat では、そのような資料のいずれも試験対策ガイドとして公認していません。とはいえ、そのような追加情報は理解を深めるのに役立つことがあります。