日本社会の高齢化による労働人口の減少が進み、多くの企業が労働力不足や競争激化、人件費上昇、優秀な人材確保の困難に直面しています。この状況で若手育成が重要視されていますが、現実には「早期離職」や「メンタル不調者」の増加、SNSや人材サービスの普及に伴う上司の時代錯誤な指導の拡散など、リスクも高まっています。
また、多くの組織が「パワハラを避けつつ新人や若手を育成する」指示を出していますが、具体的な育成方法に悩む上司や先輩社員が多いのが現状です。本研修では、現代の社会情勢を理解し、若手の職業観の傾向を把握した上で、精神論や理想論ではない実践的な指導スタンスを学びます。
全ての項目においてディスカッションやケーススタディを活用したワークショップ形式で習得しますので、すぐに実践で活用できます。
日時 | 場所 | 状況 | 締切日 |
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11月17日(月) | アイ・ラーニング茅場町研修センター | 受付中 | 11月6日(木) |
3月17日(火) | アイ・ラーニング茅場町研修センター | 受付中 | 3月8日(日) |
・「育成する役割」や「OJT担当」の役割を担う現場の方
・現在、育成する役割にいるが「忙しい」「どう教えたらよいのかわからない」と悩むリーダーや管理職の方
・Z世代社員とのジェネレーションギャップを感じている方
特に必要ありません
以下を通じて、心理的安心性が高く、生産性が高い職場をつくる育成スキルを身につけていただきます。
1. 若手育成に真摯に向き合う必要性を理解し、腹落ちしている
2. 若手の職業観を理解し、受け止められるようにする
3. 再現性があり、かつ負荷がかかりすぎない「育て方」の方法論を体系的に学び、現場で実践できる
・目的と背景(なぜ今、若手育成に注力する必要があるのか?)
(1)イマドキの新人・若手の仕事観と生きてきたカルチャーとは?
[グループディスカッション1]
・30代・40代の時代とは全く異なる就職活動の実情と学校現場のリアル
・イマドキの新人・若手は「働く」に対して、どんな取らえ方をしている人が多いのか? 等
(2)どういったスタンスで向き合う必要があるか?
[ケーススタディ+グループ演習1]
・精神論・抽象論で人の行動が変わらない理由
・プレイヤーとして優秀な人が指導者に立ったときに陥りがちなワナ
・脳科学アプローチから見た5つの充足ポイント
・業務を任せるときの3つのポイント 等
(3)効果的なアプローチ① ~どう教えるか~
[ケーススタディ+グループ演習2]
・「見て覚えろ」、「自分で盗む姿勢がが大切だ」でよいのか?
「教える」ことのゴールは、どういう状態か?
・5つのアプローチポイント 等
(4)効果的なアプローチ② ~どう褒めるか・叱るか~
[ケーススタディ+グループ演習3]
・ほめ方はアプローチを間違えると、否定になる。
・皆の前で褒めるは、本当に効果的か?
・効果的な「褒め」の3つの切り口
・パワハラにならず、成長を促す効果的な叱り方フォーマット 等
(5)効果的なアプローチ③ ~どう仕事を任せるか~
[グループディスカッション2]
・目標設定の難易度で留意すべき点
・いちいち理由をきいてくる、報連相をしない のはなぜか?どう対応すべきか? 等
(6)効果的なアプローチ④ ~どう信頼関係をつくるかか~
[グループディスカッション3]
・統計的に証明されている信頼関係づくりコミュニケーションのポイント
・世代の違う新人・若手と、どうコミュニケーションを取ればよいのか?
・某社ハイパフォーマー上司とローパフォーマー上司の小さな差異 等
ITSS+ 共通スキルレベル:2
当コースはPMBOK® Guideに準拠しており、修了時にPMI®のPDU(7PDU)が取得いただけます。
(PDU対象コースのご紹介 参照)
キャンセル規定 | 受講開始8日前から受講料(購入価格)の50%のキャンセル料がかかります。 また、受講開始0日前(当日キャンセル)から受講料(購入価格)の100%のキャンセル料がかかります。 |
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受講者メールアドレス | □受講者メールアドレスについて |
テキスト | □テキストについて |
教室クラス | □教室クラス ・教室クラス利用条件 をご一読いただき、ご同意の上、お申し込みをお願いいたします。 |
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