本コースでは、IT企業やIT部門所属ではない方もふくめたすべてのビジネスパーソンを対象に、ITプロジェクト/DXプロジェクトで必須のマネジメント手法である「プロジェクトマネジメント」を、本質的なポイントにフォーカスして1日で簡潔に学んでいただけます。
デジタル・スキルを使いこなすことが、企業の存亡に関わるほどその重要性が高まってきていますが、一方でAIやクラウドなどの要素技術・先進技術だけではなく、それらをふくめてビジネスとしてまとめるマネジメント手法としての「プロジェクトマネジメント」を、組織として活用することが重要です。さらに、これはDXプロジェクトを組織全体として理解・推進する共通言語・共通フレームワークとして活用できます。
これまでITとはあまり関係のない業務をされてきた方や、これからビジネスの世界に入る方、あらゆる組織のビジネスパーソンの方への第一歩として、わかりやすい説明で、DXの重要なスキルである「プロジェクトマネジメント」の世界へ誘います。
※開催初日の15日前に開催判断を行いますので、お早めにお申し込みをお願いいたします。
あらゆる組織に所属するビジネスパーソン
・DX人財としてスキルアップを目指すビジネスパーソン
・リスキリングとして「プロジェクトマネジメント」を学びたいビジネスパーソン
・これからビジネスの業務を始める新入社員(IT企業、事業会社、団体等すべて)
・これまでIT業務とあまり関係のない業務に従事されてきたビジネスパーソン
・これまでIT部門所属ではなかったビジネスパーソン
・官公庁、地方自治体等でIT業務にあまり関係のない業務をされてきた団体職員
・ビジネスの一般知識
・一般的なオフィスツール(エクセル、パワーポイント等)を使える
・ITの基礎知識があるとのぞましい
当コースを修了した時点で、次のことができることを目標とします。
1.プロジェクトとは何かを理解することができる
2.プロジェクトマネジメントとその重要性を理解することができる
3.プロジェクトマネジメントの代表的な手法・技法を理解することができる
4.プロジェクトマネジメントのメリットを理解し、プロジェクトマネジメントの考え方や技法を自分の業務に活用することができる
5.今後さらにプロジェクトマネジメントを活用できる可能性や業務への広がりを考えることができる
【午前】
1.”プロジェクト”と"マネジメント"
・プロジェクトとは
・マネジメントとは
2.プロジェクトを企てる
・プロジェクト・ビジョンを立てる
・プロジェクトに関わる人たちを明らかにする
3.段取りを組む
・やること/やらないことを決める
・いつまでに、何を、だれがやるか決める
<グループ演習1> 「スケジュールを作成する」 ~PMの技法を使ってみる
【午後】
・いくらでやれるか見積もる
・どのレベルまでやるか決める
・段取りに必要なその他のこと
・リスクの洗出しと対応策を練る
<グループ演習2> 「予算を作成する」 ~コスト管理の基本
4.実行する
・人を集めてチームを作る
・物を集めて設置する
・コミュニケーションをとる
・進み具合を確認する
・予算をオーバーしないようにする
・品質が大丈夫か確認する
5.プロジェクトをコントロールする
・変更に対処する
・見直しを実施する
・リスクを監視し対応する
<グループ演習3> 「リスクを見える化する」 ~未来をマネジメントする技法
6.振り返って次につなげる
・うまくいったこと/いかなかったこと
・学びや経験をみんなに伝える
7.まとめ
・自分の業務にどう活用していきたいか
当コースはPMBOK® Guideに準拠しており、修了時にPMI®のPDU(7PDU)が取得いただけます。
(PDU対象コースのご紹介 参照)
日数 | 1日間 |
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受講時間 | 9時30分 ~ 17時00分(昼休憩:45分) |
受講料 | 66,000円 (税別価格60,000円) |
日時 | 場所 | 状況 | 締切日 | セッションID |
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12月20日(金) | オンラインクラス | 受付中 | 12月17日(火) | 04 |
3月27日(木) | オンラインクラス | 受付中 | 3月24日(月) | 01 |
6月10日(火) | オンラインクラス | 受付中 | 6月5日(木) | 02 |
7月30日(水) | オンラインクラス | 受付中 | 7月27日(日) | 03 |
9月10日(水) | オンラインクラス | 受付中 | 9月7日(日) | 04 |
キャンセル規定 | 受講開始8日前から受講料(購入価格)の50%のキャンセル料がかかります。 また、受講開始0日前(当日キャンセル)から受講料(購入価格)の100%のキャンセル料がかかります。 |
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受講者メールアドレス | □受講者メールアドレスについて |
テキスト | □テキストについて |
オンラインクラス | □オンラインクラス |
PMI®, PMBOK® Guide, PMP® は、プロジェクトマネジメント協会(Project Management Institute,Inc.)の登録商標です。
□オンラインクラスご参加のお客様で、自宅やオフィス以外の場所でのオンライン受講をご希望の方には iLスクエア をご提供いたします。ぜひご活用ください。
プロジェクトマネジメントというと、ITプロジェクトの構築のための手法として、主にSIer(ITベンダー企業)で使われるものという認識が強い状況です。一方で、DXが競争力強化の喫緊の課題として、企業の構造変革が求められている中、マネジメント手法としての「プロジェクトマネジメント」をITに拠らず使いこなすことが、企業の競争力強化(DX)の重要なポイントになってきています。そしてそれはDXプロジェクトやデジタル業務の理解や推進につながります。
当コースでは、多くのビジネスの業種・形態をふまえた身近な事例や説明を中心に、今までIT業務に馴染みのなかった方にもプロジェクトマネジメントの本質を簡潔に理解していただけるような内容としています。あらゆる業務の中に身近なプロジェクトがあり、そのマネジメントを効果的・効率的におこなうことで、より高いビジネス価値を生むことが可能となります。
1日コースの中で、3回のグループ演習をおこないます。演習テーマは『展示会への出展』です。このテーマの下、プロジェクトマネジメントに取り組むことを通して、プロジェクトマネジメントのポイントと、実業務で活用できるヒントを掴んでいただけるような構成としています。
【お客様の声】
・プロジェクトマネジメントを一度も経験したことがない私でも、概要を理解できたように感じた。
・プロジェクトマネジメントの難しい専門用語を使わない、体系的な説明なので、新人や若手に受講を勧めたい。
・PMの入門としてちょうどよい内容かと感じました。演習とワークショップのバランスも良かった。
・ITのプロジェクト以外でも、プロジェクトマネジメントの考え方は使えるということが良く分かった。
・難しい言葉ではなく、ALL業種のビジネスパーソン向けのPMとして、抽象度を上げて解説いただいたので、
とても理解が早かったです。
・網羅的な学習という点で非常に良い時間になりました。
・説明と演習のバランスが良く、内容もかみ砕いて理解しやすいものになっていた。
・短い時間でありながらプロジェクト・マネジメントの重要な要素を学ぶことができた。
・チームでリスクを洗い出し、事前にリスク・レベルに応じて対応を考えておく、といったことは怠りがちに
なるので、今回演習で重要性を体感することができました。