
国家資格「情報処理安全確保支援士」
国家資格「情報処理安全確保支援士」 (以下「登録セキスペ」)は、情報処理の促進に関する法律に基づく、サイバーセキュリティの確保を支援するために、セキュリティに係る最新の知識・技能を備えた専門人材の国家資格です。登録セキスペは登録簿に登録される必要があり、登録から3年ごとにその更新を受けなければ、その期間の経過により効力を失うことになります。
サイバーセキュリティ上のリスクに対応するためには、知識・技能の維持、向上が不可欠です。このため、更新のための条件に講習の受講義務があります。
登録セキスペの更新に必要な講習は、
- 最新のサイバーセキュリティに関する知識・技能及び遵守すべき倫理などの修得を目的とした年1回受講するオンライン講習
- グループ討議や実機演習等による、知識・技能の実践的な活用力などの修得を目的とした3年に1回受講する実践講習
出典:経済産業省ホームページ「情報処理安全確保支援士特定講習」
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/tokutei.html
2025年度 実践講習として、アイ・ラーニングの3コースが認定されました
このたび、上記講習のうち2025年度実践講習として、弊社1コースが新規に、また2コースが継続で認定されました。
情報セキュリティマネジメント評価 [コード:CD059]
情報セキュリティマネジメントは、一度構築すれば自動的に最適化されるものではありません。環境の変化に対応し、リスクを適切に管理しながら、効果的な情報流通を維持することが求められます。本研修では、組織の意思決定を支える評価の基礎と監査について学び、評価結果を組織の成果につなげる実践的な監査技法の習得を目指します。
[ セキュリティ統括 分野 ] 継続情報セキュリティマネジメント構築 [コード:CD051]
IPA発行『情報セキュリティスキルアップハンドブック』に準拠したコースです。部門の情報セキュリティマネジメントを構築するための基準や、情報資産の調査、リスクアセスメントの概要、部門ルールの策定など、部門の情報セキュリティマネジメントの観点から、ケーススタディを通じて実践的なスキルを習得します。好評につき毎月継続的に開催しています。

講師 土屋 慶三 Keizo Tsuchiya
一般社団法人 日本シーエスアール登録機構 代表理事
1993年よりマネジメントシステムの認証業務に携わり、ISO9001、ISO14001、OHSAS18001、ISO/IEC27001、ISO/IEC20000の主任審査員を経験。情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国内普及に携わり、世界一の認証実績を後押しした。その後は、経営倫理をベースにしたガバナンスの枠組みやサービス品質の評価技法、事業継続計画(BCP)などの研究に従事。現在に至る。
プロが教えるインシデント対応実践ワークショップ [コード:CD044]
大規模ランサムウェア被害の対応だけでなく、様々なインシデントを対応してきた経験から、現場で意識しなければならない心構えやインシデント対応をどのようにリードするべきかを解説します。講師の経験に基づくランサムウェア感染事例発生事例のシナリオを使用して、初動対応から行動計画までワークショップ形式の演習を通して実践的なスキルを習得します。

講師 徳田 敏文 Toshifumi Tokuda
インターネット セキュア サービス株式会社 代表取締役社長 兼 CEO
■インターネット セキュリティ システムズ株式会社(ISS)
・不正アクセス検知・防御システムの考案に従事
・国内初のSOCサービス事業責任者
■日本アイ・ビー・エム株式会社(IBM)
・インシデント・レスポンス・サービス開発・提供
・X-Force 日本責任者、SOC日本責任者
■インターネット セキュア サービス株式会社(ISS)
・代表取締役社長

講師 小倉 秀敏 Hidetoshi Ogura
インターネット セキュア サービス株式会社 最高技術責任者
■インターネット セキュリティ システムズ株式会社(ISS)
・IDPS、脆弱性診断ソフトウェアの開発・コンサル
・SOC構築支援サービス責任者
■日本アイ・ビー・エム株式会社(IBM)
・インシデント・レスポンス・サービス開発・提供
・IBMセキュリティ製品・サービス全体を担当
■インターネット セキュア サービス株式会社(ISS)
・最高技術責任者