初日は開始時間:14時00分、終了時間:18時00分
データサイエンティストとして分析結果を統計的に正しく理解し、適切な意思決定支援を行うために必要なスキルをケーススタディを通じて学んでいきます。
データ分析の各プロセスに従いながら、モデル(予測、分類、連関、時系列)の作成方法や評価方法について、基本的な一連の流れを身につけることができます。総合演習では、受講生が自社の分析担当者になった想定でデータを分析し、 実際に販売促進案を作成、プレゼンテーションを実施します。
本講座で使用するPythonは、オープンソースのプログラミング言語で統計解析やデータ分析で使われる様々な手法や機能がパッケージとして提供されています。 大規模データや分散処理システムへの対応も行われており、データサイエンティストにとって必須ツールの一つと言えます。
・業務でデータ分析に携わることになった初学者の方
・Python(JupyterLab)の基本操作を習得したい方
・pandasパッケージを用いたPythonでのデータハンドリングについて学びたい方
・matplotlibによる視覚化の基礎を身に付けたい方
・単純な集計から統計解析を活用した分析手法を習得したい方
・回帰分析などの多変量解析を含む一連のデータ分析プロセスを体験したい方
・分析プロジェクトに関わることになったマネジメント層の方
・高校数学程度の知識がない場合でもご受講いただける内容となっております。
・講義はサンプルコードを用いて解説をメインに進行します。演習はPythonで主体的にプログラミングできるスキルが求められるため、PythonまたはPython以外のプログラミング経験があることが望ましいです。
当コースを修了した時点で、次のことができることを目標とします。
・適切な手法を用いてデータを集計・可視化・解析し、それらの分析結果を統計学に基づき正しく理解するとともに、意思決定に向けた改善提案ができるようになる
PART1
【講義:180分】
・データ分析プロセスにおけるPythonとJupyterLab
・Pythonによる代表値の計算
-データを表す様々な数値
-データの種類(尺度水準)
・Pandasによるデータの集計・加工
-パッケージのインストール
-データ読込・表示
-データ抽出
-データ集計
-並び替え
-列の追加
-データ整形
-データ保存
【ミニ演習:60分】
・データ抽出、集計および統計量の算出
PART2
【講義:120分】
・matplotlabによる可視化
-データの可視化:グラフの種類と用途
-棒グラフ
-ヒストグラム
-箱ひげ図
-時系列プロット
-散布図
【ミニ演習:60分】
・データ抽出、集計および各種グラフの作成
PART3
【講義:60分】
・統計的仮説検定
-統計的仮説検定とは?
-P値の求め方:カイ二乗検定を例に
-t検定の例
-分散分析の例
-多重比較
-検出力
【講義:90分】
・回帰分析
-回帰分析
-家賃を例にした回帰分析
(単回帰から重回帰へ)
-ロジスティック回帰
-回帰の呼び方の整理
【ミニ演習:30分】
・回帰分析の実行及び結果の解釈と予測値の算出
【講義:120分】
・その他の分析
-クラスタ分析
-アソシエーション分析(連関規則)
-時系列解析
PART4
・総合演習 ※グループワーク形式
新規事業の担当者として、レシートデータの分析から、取引先への販促施策の提案を作成
【総合演習前半:240分】
-ロジックツリーを用いた分析設計
-データ抽出、集計、統計量算出による現状把握
-仮説の構築と分析課題の整理
・中間発表
PART5
【総合演習後半:240分】
-仮説検証のための分析
-課題の要因探索
-モデル作成など
-分析結果に基づく提案プレゼン資料の作成
・最終発表
・講師評
| キャンセル規定 | 受講開始180日前から受講料(購入価格)の100%のキャンセル料がかかります。 |
|---|---|
| オンラインクラス | ◆オンライン受講におけるガイドラインはこちら |
| 演習環境 | |
| その他 | 理由の如何にかかわらず、お申しみ後のキャンセルは受け付けておりませんので、ご返金いたしかねます。受講料の支払い前にキャンセルされた場合でも、全額ご負担いただきます。やむを得ずキャンセルされる場合には、振り替え受講、または、受講者の変更をお願いしております。振り替え受講可能期間は、申込講座の開催日以降、1年間以内に開催される講座とさせていただきます。 |
当コースは株式会社ブレインパッド 直営クラスへのご案内となります。
・実データを用いた実践形式の演習を行うことでビジネスでPythonを活用するために必要な勘所や、分析で役立つポイントを体感しながら習得できます。
・分析設計から問題解決までのプロセスを体験することで、分析担当者との円滑なコミュニケーションが期待できます。
・ハンズオン形式で実際に受講者自身がコーディングをしながら講義を進められるため、Python(JupyterLab)の基本操作を効率よく習得できます。
・pandasによるデータハンドリングを習得することで、分析をより高速に、よりスムーズに行えるようになります。
・研修で身に付けたmatplotlibの基礎を土台として、自由度の高いグラフを作成できるようになります。