本試験は、Red Hat® OpenShift® Container Platform 環境に既存のアプリケーションをデプロイする能力をテストします。
この試験に合格すると、Red Hat 認定アーキテクト (RHCA) を取得する際の前提条件にもなる Red Hat 認定スペシャリスト - OpenShift Application Development - を取得できます。
※他社提携コースは、お申し込み後に空席確認を行います。お席を確保できない状況の場合はご連絡させていただきます。
なお、「残席数」はリアルタイムに反映されていない場合がございます。また、残席数表示に関わらず申込可能な場合がございますので、正確な「残席数」については、お問い合わせください。
・Red Hat OpenShift Container Platform Kubernetes 環境の実装を担当する DevOps ロールのアプリケーション開発者
・コンテナ化アプリケーションの作成または既存アプリケーションからコンテナ化アプリケーションへの変換を担当するアプリケーション開発者
・SRE (サイト信頼性エンジニア)
・この試験の受験者は、コンテナテクノロジーの基礎を理解している必要があります。ある程度のプログラミング経験が強く推奨されますが、必須ではありません。使用経験の少ない、あるいは初めて使うアプリケーションの使用方法をドキュメントを使って学ぶ能力が必要です。
・Red Hat OpenShift Development II: Containerizing Applications (DO288) の修了を強く推奨しますが、必須ではありません。
・Red Hat 認定スペシャリスト - Containers and Kubernetes - の取得を強く推奨しますが、必須ではありません。
試験の学習ポイント
以下に、試験の主な作業領域を示しますので、試験の準備にご活用ください。
●Red Hat OpenShift Container Platform の操作
・複数の OpenShift プロジェクトを作成および操作する
・単一コンテナ・アプリケーションとマルチコンテナ・アプリケーションをデプロイする
・Helm Chart を作成および使用する
・Kustomize でデプロイをカスタマイズする
・アプリケーションのヘルスモニタリングを実装する
・基本的な Git の使用法を理解し、OpenShift にアプリケーションをデプロイするコンテキストで Git を操作する
・特定の要件を満たすように OpenShift 内部レジストリを設定する
・OpenShift 用クラウドネイティブ・アプリケーションを作成およびデプロイする
・Web コンソールでアプリケーションを管理する
●マルチコンテナ・アプリケーションのデプロイ
・Helm Chart を作成する
・Kustomize でデプロイをカスタマイズする
●コンテナイメージの操作
・コマンドライン・ユーティリティを使用してコンテナイメージを作成および操作する
・コンテナイメージを最適化する
・レジストリにコンテナイメージを公開する
●アプリケーションのデプロイメントに関する問題のトラブルシューティング
・アプリケーションのデプロイメントに関する軽微な問題を診断および修正する
●イメージストリームの操作
・カスタム・イメージストリームを作成し、アプリケーションをデプロイする
・既存の git リポジトリからアプリケーションを取得する
・アプリケーションのデプロイメントに関する軽微な問題をデバッグする
●構成マップの操作
・構成マップを作成する
・構成マップを使用して、アプリケーションにデータを注入する
●S2I (Source-to-Image) ツールの操作
・S2I を使用してアプリケーションをデプロイする
・既存の S2I ビルダーイメージをカスタマイズする
●フックとトリガーの操作
・提供されたスクリプトを実行するフックを作成する
・フックの適切な動作をテストおよび確認する
・アプリケーションビルドの管理とトリガーを行う
●テンプレートの操作
・OpenShift テンプレートを作成する
・JSON 形式または YAML 形式で記述された既存テンプレートを使用する
・マルチコンテナ・テンプレートを使用する
・テンプレートにカスタムパラメーターを追加する
試験中は、事前に作成済みのアプリケーションを 1 つ、あるいは複数使用して作業することを求められる場合があります。アプリケーションコードを変更する必要はありませんが、特定のアプリケーションのデプロイをすべてテストして完了させるために、提供されたドキュメントの確認が必要になる場合があります。
Red Hat 認定スペシャリスト試験 - OpenShift Application Development -
日数 | 0.5日間 |
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受講時間 | 9時30分 ~ 12時30分 |
受講料 | 55,000円 (税別価格50,000円) |
キャンセル規定 | 受講開始18日前から受講料(購入価格)の100%のキャンセル料がかかります。 |
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その他 | 【重要】 |
■準備
Red Hat では、準備の一環として RH180(DO180)Red Hat OpenShift I: Containers & Kubernetes と RH288(DO288)Red Hat OpenShift Development II: Containerizing Applications の受講を推奨しています。これらのコースの受講は必須ではなく、試験のみを受けることもできます。
Red Hat のトレーニングコースを受講することは、試験対策として重要ですが、試験の合格を保証するものではありません。それまでの経験、訓練、適性なども試験に合格するための重要な要素となります。
Red Hat の製品のシステム管理に関するさまざまな書籍や情報が提供されていますが、Red Hat ではそのいずれも認定試験の対策ガイドとして公式に承認していません。しかし、そのような情報が理解を深めるのに役立つことがあります。
■試験の形式
この試験は 1 つのセクションで構成され、所要時間は 3 時間です。この試験は、Red Hat OpenShift Container Platform 環境にアプリケーションをデプロイする能力を評価する実技試験です。OpenShift Container Platform の DevOps 環境での実行が想定されるタスクに類似した多数のルーチンタスクを実行していただき、特定の客観的基準を満たしているかどうかが評価されます