現代のエンタープライズ・システムでは、Docker、Kubernetesなどの技術を取り込み、よりスケーラブルで堅牢なシステムの構築、運用が可能となるクラウドネイティブなシステムの活用が進められており、この クラウドネイティブに関する技術要素が急速に拡充しています。
しかし現状、オンプレミス環境で実行されているアプリケーションを、クラウドネイティブ環境へ移行するためのロードマップは、まだまだ事例が少ない上に、ますます複雑化しているといった課題があります。
本コースでは、この課題の対策として、オンプレミス環境で実行されているレガシーアプリケーションをクラウドサービス上(※)のコンテナ環境へ段階的に移行する方法を、随時ハンズオンを織り交ぜながら体験していきます。
本コースを受講することで、オンプレミスのレガシーアプリケーションをコンテナ環境に移行するための基礎を体験することができます。
※本コースでは、クラウドネイティブ環境としてAWSを使用します。
開催日 | 場所 | 状況 | 締切日 |
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9月10日(水) | オンラインオープン研修(カサレアル社) | 受付締切 | 8月28日(木) |
11月12日(水) | オンラインオープン研修(カサレアル社) | 受付中 | 10月30日(木) |
12月22日(月) | オンラインオープン研修(カサレアル社) | 受付中 | 12月9日(火) |
2月24日(火) | オンラインオープン研修(カサレアル社) | 受付中 | 2月11日(水) |
■ 今後、クラウドネイティブ(AWS、Docker、Kubernetes)環境を使用した業務(開発・運用・保守)を担当する方
■ これまで、オンプレミスでの業務(開発・運用・保守)に携わったことがあり、クラウドネイティブ(AWS、Docker、Kubernetes)の導入に興味がある方
■ クラウドネイティブ(AWS、Docker、Kubernetes)を試してみたい方
■ オープン系システム開発プロジェクト(基盤構築、アプリケーション開発、運用業務のいずれか)に携わった経験がある方
■ 基本的なLinuxコマンド操作が行える方
■ 基本的なTCP/IP(IPアドレス、ポート番号など)の知識がある方
当コースを修了した時点で、次のことができることを目標とします。
■ オンプレミスのレガシーアプリケーションをコンテナ環境へ移行するロードマップを理解できる
■ Docker、Kubernetes*1でのデータ永続化方法を理解できる
■ クラウドサービスのネットワークファイルシステム*2の利用方法を理解できる
■ クラウドサービスのDB*3の利用方法を理解できる
■ Kubernetes Operator*4の概要を理解できる
*1:本コースでは、AWSEKSを使用します。
*2:本コースでは、AmazonEFSを使用します。
*3:本コースでは、AmazonRDSを使用します。
*4:本コースでは、KubeDBを使用します。
■ 概要と準備
□ 使用するAWS環境のセットアップ
□ オンプレミスアプリのアーキテクチャ(Tomcat、PostgreSQL、Javaバッチ)
■ コンテナ化とDocker上での実行
□ DB、Tomcat、Javaバッチ
□ 永続化、環境変数化
■ Kubernetes上での実行
□ StatefulSet
□ KubeDB
□ CronJob
■ マネージドサービスの利用
□ RDSの導入、移行
□ EFS
※最新でより良い内容をお届けするため、一部の学習項目を予告なく変更する可能性がありますのでご了承ください。
キャンセル規定 | 受講開始10営業日前から受講料(購入価格)の100%のキャンセル料がかかります。 |
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テキスト | オンラインテキスト (受講日から4週間参照可能) |
オンラインクラス | ◆使用ツール |
演習環境 | 実行環境 |
当コースは株式会社カサレアルが提供します。
※受講に関する注意点※
進行の都合上、研修開始時間を過ぎてからのご参加はご遠慮いただいております。
大変恐れ入りますが、研修開始時間までにご参加いただけていない場合、
当日キャンセル扱いをさせていただく場合がございますのでご注意ください。