現代のエンタープライズ・システムでは、Docker、Kubernetesなどの技術を取り込み、よりスケーラブルで堅牢なシステムの構築、 運用が可能となるクラウドネイティブなシステムの活用が進められており、このクラウドネイティブに関する技術要素が急速に拡充しています。
しかし、クラウドでの開発環境を導入するためには、多くの環境設定や画面操作が伴い、チームで導入オペレーションを共有するために、多大なコスト(マニュアル作成、トレーニング、検証)を要するといった課題があります。このような課題の対策として、クラウドリソースをコードで制御するツールを導入することが効果的です。
Terraformは、クラウド環境のリソースをテキストファイルで定義し構築実行することができるOSS製品で、Terraformを使用することで、同様の構成を別のクラウドサービス上に容易に構築することができます。
また、Ansibleは、設定ファイルに従って、ソフトウェアのインストールや設定を自動的に実行することができるOSS製品で、Terraformと組み合わせることで、クラウドリソースの構築とリソース内部の設定を自動化することができます。
本コースを受講することで、クラウド環境の構成をコード化するための基礎体験を取得することができます。
※本コースでは、クラウドネイティブ環境としてAWSを使用します。
開催日 | 場所 | 状況 | 締切日 |
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9月29日(月) | オンラインオープン研修(カサレアル社) | 受付中 | 9月16日(火) |
10月14日(火) | オンラインオープン研修(カサレアル社) | 受付中 | 10月1日(水) |
12月2日(火) | オンラインオープン研修(カサレアル社) | 受付中 | 11月19日(水) |
2月10日(火) | オンラインオープン研修(カサレアル社) | 受付中 | 1月28日(水) |
3月24日(火) | オンラインオープン研修(カサレアル社) | 受付中 | 3月11日(水) |
■ 今後、クラウドネイティブ環境を使用した業務(開発・運用・保守)を担当する方
■ これまで、オンプレミスでの業務(開発・運用・保守)に携わったことがあり、クラウド環境の構成をコード化に興味がある方
■ クラウド環境の構成をコード化を試してみたい方
■ オープン系システム開発プロジェクト(基盤構築、アプリケーション開発、運用業務のいずれか)に携わった経験がある方
■ 基本的なLinuxコマンド操作が行える方
■ 基本的なTCP/IP(IPアドレス、ポート番号など)の知識がある方
当コースを修了した時点で、次のことができることを目標とします。
■ Terraformを使用して、AWSリソースの構築を自動化する方法を理解できる
■ Ansibleを使用して、ソフトウェアのインストールや設定を自動化する方法を理解できる
■ AWXを使用して、Ansibleを実行する方法を理解できる
■ 概要と準備
□使用するAWS環境のセットアップ
■ Terraform
□ Terraform、tfenv導入
□ リソース作成、削除、変更
■ Ansible
□ Ansible導入
□ インベントリ、プレイブック
□ サーバのプロビジョニング、アプリのデプロイ
□ ダイナミックインベントリ
■ AWX
□ インベントリ、プロジェクト、ジョブテンプレート作成
□ ワークフローテンプレートの実行
※最新でより良い内容をお届けするため、一部の学習項目を予告なく変更する可能性がありますのでご了承ください。
キャンセル規定 | 受講開始10営業日前から受講料(購入価格)の100%のキャンセル料がかかります。 |
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テキスト | オンラインテキスト (受講日から4週間参照可能) |
オンラインクラス | ◆使用ツール |
演習環境 | 実行環境 |
当コースは株式会社カサレアルが提供します。
※受講に関する注意点※
進行の都合上、研修開始時間を過ぎてからのご参加はご遠慮いただいております。
大変恐れ入りますが、研修開始時間までにご参加いただけていない場合、
当日キャンセル扱いをさせていただく場合がございますのでご注意ください。