マイクロサービスの基礎から設計・移行・運用までを体系的に学ぶ入門コースです。図解や身近な事例を用いたモノリシックとの比較に加え、実際のECサイトを題材にしたAWS環境での実機演習を通じて、システムの分割手法を学びます。さらに、DockerやKubernetesなどの関連技術についても、それぞれの役割と必要性を中心に解説します。
マイクロサービスの考え方を“知識”ではなく“体感”として理解することを目的とした研修です。実際の環境を触りながら「なぜ分割すると強くなるのか」「どこまで分けるべきか」を体験的に学べます。関連技術も「何ができるか」ではなく「なぜ必要なのか」という視点で解説するため、インフラやクラウドに詳しくない方でも理解しやすい内容です。設計から運用までを網羅することで、マイクロサービスを“魔法の解決策”としてではなく、現実的な選択肢としてビジネス現場で正しく判断・評価できる視点と強みが身につきます。
| 開催日 | 場所 | 受付状況 | 空席状況 | 受付締切 |
|---|---|---|---|---|
| 11月13日(金) | オンラインクラス | 受付中 | ○空席あり | 11月10日(火) |
| 1月20日(水) | オンラインクラス | 受付中 | ○空席あり | 1月17日(日) |
| 3月16日(火) | オンラインクラス | 受付中 | ○空席あり | 3月11日(木) |
・マイクロサービスという言葉は聞いたことがあるが、「なぜ必要なのか」「何が変わるのか」を腹落ちして理解したい方
・モノリシックな既存システムに課題を感じており、分割やクラウドネイティブ化の考え方を学びたいエンジニア
・Docker、Kubernetes、AWSなどの技術を、断片的ではなく全体像として整理したい方
・マイクロサービス導入のメリットだけでなく、コストや運用の難しさも含めて判断したい方
・開発・インフラ・運用に関わる立場として、自分の担当がシステム全体の中でどう位置づけられているかを理解したい方
・エンジニアと共通言語で会話できるようになりたい企画担当・PM・マネージャーの方
・ITシステムやWebサービスに関する基礎用語(サーバー、API、データベース、クラウドなど)の理解
・Webブラウザの基本操作(オンラインツールやAWSマネジメントコンソールの操作が可能なレベル)
※プログラミング経験や、Docker・Kubernetesの事前知識は不要です。
本コースの修了時に、以下ができることを目標とします。
・マイクロサービスの本質を理解し、システムへの導入の是非を的確に判断できる
・関連する技術要素の役割を整理し、アーキテクチャの全体像を把握できる
・システムの設計から移行、運用(DevOps)までを見据えた実践的な考え方を習得できる
1. マイクロサービスの基礎
1-1 システムの変化とマイクロサービスが生まれた経緯
1-2 マイクロサービスとモノリシックの違い
1-3 モノリシックのメリット・デメリット
1-4 マイクロサービスのメリット・デメリット
1-5 実例の仕組み
【演習】システムの課題マッピング
1-6 章末Quiz
2. マイクロサービスを支える技術
2-1 コンテナ技術の仕組み
2-2 仮想マシン(VM)とは?
2-3 仮想マシンとコンテナの「構造」の違い
2-4 コンテナの増加と運用の限界
2-5 Kubernetesの役割
2-6 Kubernetesの課題
2-7 API Gateway と Service Discovery
【演習】技術要素の役割当てゲーム
2-8 具体的なサービス・技術紹介
3. 【演習】マイクロサービスを体験してみる
4. マイクロサービスの設計原則
4-1 サービスの分割方法
4-2 サービス間通信
4-3 データ管理の考え方
【演習】サービス境界の定義と通信設計
4-4 章末Quiz
5. 導入の進め方と組織
5-1 段階的移行のパターン
5-2 成功事例と教訓事例から学ぶポイント
【演習】移行手順の検討
5-3 章末Quiz
6. 運用とDevOps
6-1 監視・ログの重要性
6-2 CI/CDパイプライン
6-3 セキュリティの考慮点
【演習】運用ログと監視設計
6-4 章末Quiz
7. まとめ、質疑応答
ITSS+ 共通スキルレベル:2
□オンラインクラスご参加のお客様で、自宅やオフィス以外の場所でのオンライン受講をご希望の方には iLスクエア をご提供いたします。ぜひご活用ください。
□受講者メールアドレスについて
・各クラスとも、電子テキストおよび受講のご案内を、受講者の方のメールアドレス宛てに送付させていただきます。
・お申し込み時に受講者ご本人のメールアドレス入力が必須となります。
□テキストについて
・各クラスとも、電子テキスト(PDF)を事前に配布いたします。
ご受講の際には、テキスト閲覧用デバイスをご用意いただくことをお薦めいたします。
・当コースは、電子テキスト(PDF)のご提供のみとなり、印刷テキストには対応しておりません。
□オンラインクラス
オンラインクラスはZoomで提供いたします。
あらかじめミーティング用Zoomクライアントが導入されたパソコンをご準備ください。
Zoomクライアントが使えない環境の場合、Zoom Webクライアントでご受講いただけます。
オンラインクラス受講ガイド(Zoomでご受講の前に) および オンラインクラス利用条件 をご一読いただき、ご同意の上、お申し込みをお願いいたします。
【AWS演習に関する環境確認】本演習ではAWSを使用します。
会社貸与のPCをご利用の場合、セキュリティ設定等により接続できない可能性があるため、事前にお送りする「事前接続テスト」メールにて、アクセス可否を必ずご確認ください。
マイクロサービスは、ただ流行の技術を導入するだけで成功するものではありません。最も重要なのは、「なぜ分けるのか」「どこまで分けるのか」を、自社のビジネス状況に合わせて考え抜くことです。
本コースは、仕組みを知識として学ぶだけでなく、実際のAWS環境に触れ、課題に向き合い、自ら判断する体験を通して、マイクロサービスを現実的な選択肢として捉えられるよう設計されています。
技術トレンドに振り回されず、納得感のあるシステム戦略を描ける力は、これからのビジネスに不可欠です。組織の成長を牽引する人材の育成、あるいはご自身のキャリアアップに、ぜひご活用ください。