顧客に押し切られて、過大な要求を押し付けられてはいませんか? 上層部の鶴の一声で、プロジェクトの方針が180度変わったことは?
プロジェクトのゴールを達成するには、顧客や上層部といった影響力の強いステークホルダーとのコンフリクト(対立点)を見つけ出し、プロジェクトに深刻な影響を与える前に対処することが必要です。そのためには、ステークホルダー一人ひとりの声に耳を傾け、ステークホルダーそれぞれの関心事を理解し、ねばり強い交渉プロセスを続けることが鍵となります。
本講座では、ステークホルダーの関心事と要求の把握と、コンフリクトに対処する交渉プロセスの基本知識と実践技法までを説明します。事例紹介や経験談、演習を交えながら、開発や運用シーンでのステークホルダーマネジメントの具体的なイメージが湧くように進めていきます。
※他社提携コースは、お申し込み後に空席確認を行います。お席を確保できない状況の場合はご連絡させていただきます。
なお、「残席数」はリアルタイムに反映されていない場合がございます。また、残席数表示に関わらず申込可能な場合がございますので、正確な「残席数」については、お問い合わせください。
PMとしてプロジェクト全体のマネジメントをする方
※目安:PMになって3年以上
ITシステム開発または運用プロジェクトの参画経験がある
※ PM経験がなくてもチームリーダー経験または営業経験があれば可
・ステークホルダーマネジメントの基本知識と実践技法を修得する
・ステークホルダーの関心事をつかみ、対処することができる
・ステークホルダーとの対立関係をコントロールすることができる
1. ステークホルダーマネジメントの基本知識
・ステークホルダーとは
・ステークホルダーマネジメントの全体像
・平常時と交渉時ですべきこと
・プロジェクトにおける交渉の定義
・イイ交渉の構造
2. ステークホルダーマネジメントの実践技法
■ステークホルダーマネジメント計画作成
・ステークホルダーを洗い出す
・共通のモノサシ(判断基準)を作る
・共通のモノサシ(判断基準)を合意するポイント
■日々のステークホルダーとの関係構築
・定例会議でリスクをキャッチする
・ステークホルダーの関心事をつかむ
・ステークホルダーの不安と期待に対処する
・議事録の作成と配布のポイント
■交渉シナリオ作成
・共通の目的と完了条件を決める
・デッドラインを決める
・共通のモノサシ(判断基準)を基に提案のフレームワークを決める
■交渉の実行
・議事次第(アジェンダ)で主導権を握る
・提案のフレームワークを使って案を議論する
・合意事項を確実に実行させる
・グループで交渉に臨むときの鉄則
・ムチャな要求をされたときの対処法
・Win-Winにならなかったときの対処法
<主な演習>
顧客との交渉が紛糾した事例を演習題材として、SIer役と顧客役とに分かれて交渉シナリオを作成するグループワークを行います。その後、対立点の問題解決に向けて合意を形成する交渉ロールプレイを行います。実務において、不利な状況でもねばり強く交渉を進め、合意形成できるようになることを狙います。
■主な演習範囲
・交渉のシナリオ作り
・共通のモノサシ(判断基準)の合意
・提案のフレームワークを使った案のディスカッション
・合意事項の決定
※ 受講者の経験やスキルにより、内容を変更して行う場合があります。
当コースはPMBOK® Guideに準拠しており、修了時にPDU(7PDU)が取得いただけます。
PMP®資格更新にお役立ていただけます。
PDU:7 (W:3 P:2 B:2)
(PDU対象コースのご紹介 参照)
日数 | 1日間 |
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受講時間 | 9時30分 ~ 17時30分(昼休憩:60分) |
受講料 | 55,000円 (税別価格50,000円) |
日時 | 場所 | 状況 | 締切日 | セッションID |
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1月24日(金) | オンラインライブ研修(エディフィストラーニング) | 受付締切(満席) | 1月9日(木) | 05 |
キャンセル規定 | 受講開始14営業日前から受講料(購入価格)の50%のキャンセル料がかかります。 また、受講開始7営業日前から受講料(購入価格)の100%のキャンセル料がかかります。 |
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オンラインクラス | 【注意事項】 |
当コースはエディフィストラーニング株式会社直営クラスへのご案内となります。
グローバルプロジェクトなどの多様で複雑なステークホルダーを調整してきた実績に裏付けられた、実践的な技法を修得できます。 PMBOK理論をベースに、事例紹介や経験談、演習をまじえて学びます。