プロジェクトマネジメント技法ベーシック ~計画立案から実践的運営まで~

  • コースコードFA029
  • 受講形態
    オンラインもしくは対面
  • 日数2日間
  • 受講時間
    9時30分 ~ 17時00分(昼休憩:60分)
  • 受講料
    個別設定

ITシステム開発やインフラ構築プロジェクトは、単なる「作るだけの作業」から「顧客の事業価値を創出するプロジェクト推進」へと役割が大きく変化しています。それに伴い、プロジェクトの現場では以下のような課題が多く聞かれます。

【現場の課題】
・技術力は高いが、PM(*1)・PL(*2)としての判断が「自己流(属人的な経験)」にとどまっている
・計画作成、進捗管理、本番移行などを、自身の経験則のみで進めてしまっている
・スケジュールや費用の妥当性について、関係者や顧客へ論理的に説明することに不安がある
・(事業会社側の課題) ITベンダーと対等に議論するための「PMとしての共通言語」の理解が足りない

本研修は、こうした双方の課題を解決するため、PMBOK®をベースにした「正攻法のプロジェクトマネジメント」を共通知識として習得することを目的にしています。

【期待される効果】
研修修了後、受講者には以下のような意識・行動の変化が期待できます。
・ITシステム開発・構築に参画する方(ベンダー側)
 ・実務で行ってきたマネジメント活動を、PMBOK®に基づいて論理的に整理・説明できる
 ・スコープ、WBS、コスト、スケジュールなどの妥当性判断を「感覚」ではなく「理論」で行える
 ・「作業を回す担当者」から「コスト・価値・顧客視点を持って全体をリードするPM/PL」へ意識転換できる
・事業会社のITシステム・DX部門の方(発注側)
 ・ITベンダーの説明内容や見積もりの根拠を正しく理解し、ITベンダーと理論的に交渉するスキルを得る
 ・ベンダーからの要求や計画変更の妥当性を客観的に判断できる

(*1) Project Managerの略、以下PM
(*2) Project Leaderの略、以下PL

  • ワークショップ
  • 資格取得

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詳細情報

対象者

本研修は、立場の違いを超えて共有できるプロジェクトマネジメント理念・知識・技法を磨くことを目指しており、主に以下の方々を対象としています。
・ITベンダーの技術者・PM/PL候補の方
 ・これからPM/PLを任される予定の方
 ・プロジェクトマネジメント経験はあるが、自己流で進めてきた方
 ・技術・作業中心の役割から、管理・判断を行う立場へステップアップしたい方
・事業会社のIT部門・DX推進部門の方
 ・発注側として、ITベンダーと協業する立場にある方

前提知識

・プロジェクトメンバーとして要求された業務を実施するための最低限必要な基礎知識を有していること
・上位者の指導の下に、要求されたプロジェクトマネジメント業務を遂行できる知識・技能を有していること

学習目標

本研修では、ウォーターフォール型開発に力点を置きつつ、以下の目標達成を目指します。
① PMBOK®の基本理論の習得と実践
 ・PMBOK®理論を正しく理解し、共通言語として活用できる
 ・プロジェクト全期間を通してリスクマネジメントを実施し、対応策を含めた進捗管理ができる
 ・目標達成に向けて、適切な「変更マネジメント」を実施できる
② 「顧客価値」への意識向上
 ・プロジェクトの究極の成功指標である「顧客価値の創出」について考え、自身の役割を再認識する

研修の内容

【1日目】
午前
 ・オープニング
  ・演習0. 自己紹介
 ・第1章. PMBOK概説
  ・価値の創出
  ・PMBOKフレームワーク
 ・第2章. 立ち上げプロセス群
 ・第3章. 計画プロセス群
  ・スコープ定義
   ・演習1. プロジェクトのスコープ記述書作成
午後
   ・演習1. プロジェクトのスコープ記述書作成(続き)
  ・WBSの作成
  ・コスト見積もり/スケジュール作成
   ・演習2. プロジェクトのベースライン作成

【2日目】
午前
  ・リスク・マネジメント
   ・演習3. プロジェクトのリスク評価
 ・第4章. 実行/監視・コントロールプロセス群
  ・コスト・マネジメント(進捗管理)
午後
  ・変更マネジメント
   ・演習4. プロジェクトの投資対効果評価
 ・第5章. 終結プロセス群
 ・クロージング

スキルレベル

ITSS+ 共通スキルレベル:3

資格関連情報

当コースはPMBOK® Guideに準拠しており、修了時にPMI®のPDU(14PDU)が取得いただけます。
(PDU対象コースのご紹介 参照)

重要事項

キャンセル規定
受講開始8日前から受講料(購入価格)の50%のキャンセル料がかかります。 また、受講開始0日前(当日キャンセル)から受講料(購入価格)の100%のキャンセル料がかかります。
その他

※当コースは、ご要望に応じて個別クラスとして開催いたします。受講料は個別に設定させていただきます。

備考

当コースは「プロジェクトの計画技法 ~プロジェクトのベースライン策定時にやるべきこと(コースコード:FA027)」および「プロジェクトの運営技法 ~計画に基づくプロジェクト・コントロールの手法と適用の勘所~(コースコード:FA028)」と重複する内容がございます。詳しくはお問合せください。


PMI®, PMBOK® Guide, PMP® は、プロジェクトマネジメント協会(Project Management Institute,Inc.)の登録商標です。


メッセージ

【講師からの一言】
ITシステム業務アプリケーション開発やインフラ基盤構築プロジェクトを取り巻く環境は、単なる「開発・構築」から、「顧客の事業価値創出」を含めたプロジェクト推進へと大きく変化し、ITベンダーのみならず事業会社(発注元)のシステム部門の参画度合いも高まっています。ITベンダーのプロジェクトマネジメント知識・経験と比べて、事業会社のシステム部門はどうしても量と質の両面で不足しているケースが多く、事業会社のPM/PLはITベンダーを適切にコントロール仕切れないという悩みも多く聞きます。当コースではITベンダーと事業会社の立場の違いと、それぞれの「強み」「弱み」を活かした適材適所の役割分担を考えていただくきっかけを得ていただける様、ITベンダーおよび事業会社システム部門のそれぞれの立場の受講者の皆様にとって解りやすく実践に活かせる講義を心がけています。

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