若手社員の早期離職はなぜ生じるのか?
多くの企業が直面する「令和世代の定着・育成」の課題。その背景を探るべく、若手社員の育成に携わる全国の企業担当者500名を対象に実態調査を実施しました。
本調査を通じて、早期離職の要因は若手社員個人のスキル不足にとどまらず、企業側の「受け入れ環境」や「育成の設計」にも深刻な課題があることが浮き彫りになっています。本ページでは、企業が新入社員に求める能力と、現場の受け入れ体制との間に潜む「認識のギャップ」を示すデータの一部をご紹介します。
調査の詳しい結果や現場のリアルな声、新入社員の定着に向けたヒントは、無料レポート『令和世代の新入社員育成・定着課題調査2026』にて公開しております。貴社の人材育成の参考資料として、よろしければダウンロードしてご活用ください。
調査結果ピックアップ
現在の新入社員・若手社員の定着について、「強く感じている(33.4%)」「やや感じている(47.8%)」を合わせると、81.2%の企業が定着に課題を感じていることがわかりました。定着の問題は一部の企業に限らず、多くの企業に共通する重要な育成テーマとなっています。

新入社員・若手社員に「求める能力」と「不足していると感じる能力」の上位項目は共通しており、「コミュニケーション力(求める:60.0%/不足:57.2%)」「主体性・自律性(求める:43.0%/不足:43.2%)」「問題解決力(求める:41.2%/不足:39.6%)」が挙げられました。企業が重視している基礎力ほど、実際の現場で不足感を持たれやすい実態が浮き彫りになっています。

早期離職や定着課題につながる要因としては、「仕事内容と本人の期待のミスマッチ(56.9%)」、「上司・先輩・同僚との人間関係(53.3%)」、「職場の文化や価値観が合わない(41.9%)」が上位に挙がりました。若手個人の問題だけでなく、組織側の受け入れ体制や環境面が大きく影響していることがわかります。

入社後に身につけてほしいスキルが「明確化されている」と回答した企業はわずか14.2%にとどまりました。「一部のみ明確化されている(28.0%)」、「必要だが明確化されていない(13.8%)」など、育成内容や期待水準の整理が不十分な企業が多くを占めています。

この資料から分かること
- 定着につながる新入社員育成のポイント
- 入社時研修だけでなく配属後支援まで含めた設計の重要性
- 新人本人だけでなく、受け入れ側(管理職・OJT担当者)への支援の必要性
- 基礎力の継続育成が、定着と成長の土台になる理由
- 育成内容と期待水準を明確化するためのヒント

