このコースはデータセンターにおけるLAN/SANインフラストラクチャ、およびサーバコンピュータの実装に必要なスキルと技術を修得いただくことを目的に設計しています。また、データセンターにおける自動化とセキュリティの基本についても学習します。
本コースでは、以下のCiscoデータセンターインフラストラクチャのデプロイ、セキュリティ設定、運用、および保守に関する実践的な経験を得ることができます。
・Cisco Nexusスイッチ
・Cisco MDSスイッチ
・Cisco ACIファブリックとVMware vCenterの統合
・Cisco UCS-Bシリーズ ブレードサーバ
・Cisco UCS-Cシリーズ ラックマウントサーバ
※他社提携コースは、お申し込み後に空席確認を行います。お席を確保できない状況の場合はご連絡させていただきます。
なお、「残席数」はリアルタイムに反映されていない場合がございます。また、残席数表示に関わらず申込可能な場合がございますので、正確な「残席数」については、お問い合わせください。
日時 | 場所 | 状況 | 締切日 |
---|---|---|---|
3月3日(月) 〜 3月7日(金) | オンラインLive(トレノケート社) | 受付締切 | 2月16日(日) |
5月12日(月) 〜 5月16日(金) | オンラインLive(トレノケート社) | 受付中 | 4月27日(日) |
・Cisco Nexusスイッチ/ACIファブリック/UCSサーバの運用担当者
・Ciscoインテグレータ/パートナー
・ITインフラの構築や運用を行う方
・データセンター設計者/アドミニストレータ/エンジニア
・データセンターマネージャ
・システムエンジニア
・CCNP Data Center、またはCCIE Data Center認定取得を計画されている方
・保有シスコ認定をCE (継続教育プログラム)で更新予定の方
□DCNX, DCFNDUの2コース修了済み、または同等の知識を有している方
□または、下記の知識を有している方
- EthernetとTCP/IPネットワークを知っている
- SAN/ファイバーチャネルを知っている
- Cisco Nexus/MDSファミリについて知っている
- Ciscoのデータセンターのアーキテクチャを理解している
- サーバシステム設計とアーキテクチャを理解している
- VMwareなどのハイパーバイザ技術を知っている
当コースを修了した時点で、次のことができることを目標とします。
● データセンターでオーバーレイネットワークを実装する
● Cisco ACIとVMMドメインの統合を提示する
● FCファブリックを実装する
● 各種セキュリティ機能を実装する
● ソフトウェア管理とモニタリングができる
● Cisco UCSファブリックインターコネクトの実装とService Profileの実装ができる
● Cisco UCSにSANを接続できる
● Cisco HyperFlexのコンセプトと利点を説明できる
● データセンターにおけるCiscoの自動化とスクリプティングツールを使用できる
● 自動化とオーケストレーションテクノロジを評価する
1. データセンターにおけるスイッチングプロトコルの実装(*自習)
- スパニングツリー プロトコル
- ポートチャネル概要
- vPC概要
2. FHRPの実装(*自習)
- HSRP概要
- VRRP概要
- IPv6 FHRP
3. データセンターにおけるルーティングの実装(*自習)
- OSPFv2と OSP (Open Settlement Protocol) v3
- BGP
4. データセンターにおけるマルチキャストの実装(*自習)
- データセンターでのIPマルチキャスト
- IGMPとMLD
- マルチキャスト配布ツリーとルーティングプロトコル
- Cisco NexusスイッチでのIPマルチキャスト
5. データセンター オーバーレイ プロトコルの実装
- Cisco OTV
- VXLAN
6. ネットワーク インフラストラクチャ セキュリティの実装(*自習)
- ユーザ アカウントとRBAC
- Cisco NX-OSでのAAAとSSH
- キーチェイン認証
- ファーストホップ セキュリティ
- メディア アクセス制御セキュリティ
- CoPP
7. Cisco ACIについて
- Cisco ACI概要、初期化
- Cisco ACIの管理
- Cisco ACIファブリック アクセス ポリシー
8. Cisco ACIビルディングブロックとVMMドメイン統合
- テナントの構成要素
- Cisco ACIエンドポイントとEPG
- コントラクトによるトラフィック フローの制御
- 仮想スイッチとCisco ACI VMMドメイン
- VMMドメインのEPGアソシエーション
- Cisco ACIとハイパーバイザ ソリューションの統合
9. データセンター ネットワークにおけるパケットフロー(*自習)
- データセンターのトラフィック フロー
- Cisco Nexus スイッチ内のパケットフロー
- Cisco ACIファブリック内のパケットフロー
10. Ciscoクラウド サービスとデプロイメント モデル
- クラウド アーキテクチャ
- クラウドのデプロイモデル
11. データセンター ネットワーク インフラストラクチャの管理、保守、運用(*自習)
- 時間同期
- ネットワーク構成管理
- ソフトウェアの更新
- ネットワーク インフラストラクチャのモニタリング
12. Ciscoネットワーク アシュランスのコンセプト(*自習)
- ネットワーク アシュランスの必要性
- Cisco テレメトリ ストリーミングの概要
13. ファイバチャネル ファブリックの実装
- ファイバチャネルの基礎
- VSAN概要
- SANポートチャネル概要
- ファイバチャネル ドメインの設定手順
14. ストレージ インフラストラクチャ サービスの実装
- 分散デバイス エイリアス
- ゾーニング
- NPIVとNPV
- Fibre Channel over IP
- NASのコンセプト
- SAN設計オプション
15. FCoEユニファイド ファブリックの実装
- FCoE概要
- FCoE技術オプション
- FCoEの実装
16. ストレージ インフラストラクチャ セキュリティの実装(*自習)
- ユーザ アカウントとRBAC
- 認証、認可、アカウンティング
- ファイバチャネル ポートセキュリティとファブリック バインディング
17. データセンターのストレージ インフラストラクチャの保守と運用(*自習)
- 時間同期
- ソフトウェアのインストールと更新
- ストレージ インフラストラクチャのモニタリング
18. Cisco UCS サーバの種類(*自習)
- Cisco UCS Bシリーズ ブレードサーバ
- Cisco UCS Cシリーズ ラックマウントサーバ
19. Cisco UCSネットワーク接続の実装
- Cisco UCSファブリック インターコネクト
- Cisco UCS Bシリーズの接続
- Cisco UCS Cシリーズの統合
20. Cisco UCSサーバ仮想化 - Service Profile
- IDの仮想化
- Service Profile Templates
21. Cisco UCS SAN接続の実装
- iSCSI概要
- ファイバチャネル概要
- FCoEの実装
22. Cisco UCSセキュリティの実装
- ユーザアカウントとRBAC
- 認証オプション
- 鍵管理(証明書管理)
23. Cisco HyperFlexシステムの概要(*自習)
- ハイパーコンバージドと統合システムの概要
- Cisco HyperFlex ソリューション
- Cisco HyperFlex の拡張性と堅牢性
24. データセンター UCSの管理、運用、保守(*自習)
- コンピュート ノードの構成管理
- ソフトウェアの更新
- インフラストラクチャのモニタリング
- Cisco Intersight
25. Ciscoデータセンター自動化とスクリプティングツールの実装(*自習)
- Cisco NX-OSのプログラマビリティ
- スケジューラの概要
- Cisco EMM (Embedded Event Manager)概要
- Cisco NX-OSのBashシェルとゲストシェル
- Cisco Nexus API
26. 自動化/オーケストレーション ソフトウェアとCiscoとの統合
- CiscoとAnsibleの統合概要
- CiscoとPuppetの統合概要
- Cisco NX-OSとCisco UCSにおけるPython
27. Ciscoのデータセンター自動化とオーケストレーション技術(*自習)
- Power On Auto Provisioning
- Ciscoデータセンターのネットワーク管理概要
- Cisco UCS Directorの概要
- Cisco UCS PowerTool
(*自習)が付いているセクションは自主学習用の資料です。
講師は「自習」部分は説明しません。本コース受講後にご自身で学習を進めて下さい。
演習/デモ内容
演習1. OTVの設定
演習2. VXLANの設定
演習3. Cisco ACIファブリックの確認
演習4. Cisco ACIアクセスポリシーとOOB管理の設定
演習5. Cisco ACIテナントポリシーの設定
演習6. Cisco ACIとVMwareの統合
演習7. ファイバチャネルの設定
演習8. デバイスエイリアスの設定
演習9. ゾーン設定
演習10. NPVの設定
演習11. FCoEの設定
演習12. Cisco UCSファブリックインターコネクト コラスタのプロビジョニング
演習13. サーバポートとアップリンクポートの設定
演習14. Cisco UCSドメインへのVLAN設定
演習15. ハードウェアIDを使用したCisco UCS Service Profileの設定
演習16. 基本的なIDプールの設定
演習17. プールを使用したCisco UCS Service Profileの設定
演習18. iSCSI Service Profileの設定
演習19. Cisco UCS ManagerドメインでMicrosoft Active Directory認証を使用するように設定する
演習20. Pythonを使ったCisco Nexusスイッチのプログラム
シスコ技術者認定試験
350-601 DCCOR
おすすめのコースフロー図を見る
CCNP DataCenter認定取得
キャンセル規定 | 受講開始22日前から受講料(購入価格)の100%のキャンセル料がかかります。 |
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テキスト | ・テキストは英語、講義は日本語で行います。英語テキストは翻訳ツールを使って閲覧します。「翻訳の精度が高く、まだ英語ができない私でも理解することができ助かりました」というご意見を頂戴しています。 |
オンラインクラス | ■オンラインで参加される場合 |
その他 |
【重要】キャンセル規定
当コースはトレノケート株式会社 直営クラスへのご案内となります。
コースのキャンセルは、コース開催初日の23日前までとさせていただきます。
それ以降は受講費用の全額をご請求させていただきます。
・本コースの受講証明書は、シスコ社より発行されます(発行基準 100%の出席)。
本コースには、トレノケートが独自に作成した日本語演習ガイドが付属します。
2020年2月24日のシスコ技術者認定体系の変更に伴い、Cisco Data Center関連の基礎確認する資格がなくなりました。しかし、DCCOR (Data Center Core)試験はNexusスイッチ、UCSコンピュータ、Cisco ACIファブリックのすべてについて問われる、難易度の高い内容です。
Cisco Nexusスイッチの知識をお持ちでない方は、最初にDCNXコース、次にDCFNDUコースを順番に受講いただいた後に、本コースにご参加いただくことをお勧めします。
本コースは Cisco認定試験 350-601 DCCOR (Data Center Core)試験 に対応しています。
350-601 DCCOR試験に合格することで、以下のようになります。
・Cisco Certified Specialist - Data Center Core認定を取得できます。
・DCCOR試験に加えて1つのCCNP Data Centerコンセントレーション試験に合格することで、CCNP Data Center認定を取得できます。
・CCIE Data Center v3.0 ラボ試験を受験することができるようになります。