企業ITインフラで使用されるWeb、DNS、セキュリティ、認証などの各種サーバの役割や構成方法を、WindowsおよびLinuxベースのサーバー構築演習を通して学習します。
また、ネットワーク、ストレージシステムやサーバー仮想化テクノロジなどのデータセンター技術についても学習することで、ITインフラで使用されるシステムの全般的な知識を修得することができます。
※他社提携コースは、お申し込み後に空席確認を行います。お席を確保できない状況の場合はご連絡させていただきます。
なお、「残席数」はリアルタイムに反映されていない場合がございます。また、残席数表示に関わらず申込可能な場合がございますので、正確な「残席数」については、お問い合わせください。
日時 | 場所 | 状況 | 締切日 |
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2月17日(月) 〜 2月19日(水) | トレノケート株式会社東京会場(新宿ラーニングセンター) | 受付締切 | 2月2日(日) |
・企業システム,ネットワークの提案、設計、構築、運用、保守を行っている方で、サーバーシステムの全般的な知識を修得したい方
・新入社員、システム管理者、システムエンジニア、フィールドエンジニア
□TCP/IPの基本的な知識
□GUIおよびコマンドラインを使った基本操作
□ハードウェア、オペレーティングシステムの基本的な知識
当コースを修了した時点で、次のことができることを目標とします。
● DHCPサーバーの動作を理解し、Windows DHCPを使用したサーバーの構成ができる
● DNSサーバーの動作を理解し、Windows DNSおよびBINDを使用したサーバーの構成ができる
● Active Directoryの概要を理解し、基本的な設定を行うことができる
● Microsoft IISおよびApacheを使用したWebサーバーの構成ができる
● プロキシサーバーの動作を理解し、Squidを使用したサーバーの構成ができる
● ストレージシステムおよびサーバー仮想化テクノロジの概要を説明できる
● VLAN、ルーティングの基本的な仕組みを説明できる
● 基本的なセキュリティ技術(ファイアウォール、公開鍵基盤、認証方式など)について説明できる
● 一般的なサーバーの監視方法について説明できる
1. DHCP、DNSサーバー
- DHCPとは
- IPアドレスの取得シーケンス
- DHCPサーバーの配置モデル
- WindowsベースのDHCPサーバー構成
- DNSとは
- ゾーンデータベースとDNSサーバー
- 代表的なDNSレコードの種類
- DNS名前解決のプロセス
- WindowsベースのDNSサーバー構成
- named.confファイルの構成例
- ゾーンファイルの構成例
- DNSサーバーの配置例
2. Windowsネットワークの構成
- Active Directoryの概要
- グループポリシー
- ファイルサーバー
- アクセス許可の評価ルール
3. Webサーバー、プロキシサーバー
- Webサーバー
- IISの構成
- Apacheの構成
- プロキシサーバー
- Squidの基本設定
- squid.confファイルの構成例
4. サーバーアーキテクチャ
- ストレージ管理システム
- 代表的なSANプロトコル
- サーバー集約とサーバー仮想化
- Hyper-Vの基本操作
- サーバー展開モデル
- フェイルオーバークラスタ
- サーバーロードバランス
5. ネットワーク
- インターネットワーク概要
- ネットワークのセグメント化
- VLAN
- ルーティング
- レイヤ3スイッチを使用したVLAN間ルーティング
6. セキュリティ
- Firewall
- PKI
- 電子証明書
- 認証局(CA)
- SSL通信フロー
- 認証
- RADIUS
- IEEE802.1X認証
- 代表的なVPNプロトコル
7. サーバー監視
- サーバーログの種類
- Syslog
- SNMP (Simple Network Management Protocol)
- 統合管理ツール
演習/デモ内容
Lab1. DHCP、DNSサーバー
Lab2. Windowsネットワーク
Lab3. Web、プロキシサーバー
Lab4. サーバーアーキテクチャ
Lab5. ネットワークの設定
Lab6. セキュリティ
Lab7. サーバー監視
キャンセル規定 | 受講開始15日前から受講料(購入価格)の100%のキャンセル料がかかります。 |
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オンラインクラス | 【本コースはオンライン対応です】 |
当コースはトレノケート株式会社 直営クラスへのご案内となります。
実際の企業ITインフラを想定して、WindowsとLinuxベースの混在環境におけるサーバー構成、およびレイヤ3スイッチやファイアウォールなどのネットワーク構築演習をバランス良く行い、企業で使用されるインフラシステムの全体像を短期間で把握することができます。
インフラ運用管理者の方や、インフラの全体像を把握したいエンジニアの方に最適です。