組織では、それぞれの部門が顧客や業務のために最善を尽くしているにもかかわらず、目標や評価指標、優先順位の違いから認識のズレや対立が生じることがあります。その結果、「協力を依頼しても動いてもらえない」「会議で議論はするが合意に至らない」「部門間調整に時間を取られ業務が前に進まない」といった課題が発生します。
本コースでは、組織成長に伴い生じるサイロ化の構造を理解したうえで、部門ごとの立場や制約、価値観の違いを踏まえたクロスファンクション・コミュニケーションの進め方を学びます。ケース討議やロールプレイを通じて、相手の事情を理解するための傾聴、認識ギャップの整理、利害の異なる関係者との合意形成を実践的に習得します。コースの最後には、自社の課題を題材に部門間協働を促進する改善アクションを検討し、現場ですぐに活用できる行動計画を作成します。
■このような方におすすめ
・他部門との調整や合意形成に多くの時間を要している方
・他部門との認識ギャップや利害調整に課題を感じている方
・組織内のサイロ化を改善し、協働を促進したいと感じている方
・部門横断プロジェクトの推進担当
・他部門との調整に悩むリーダー・中堅社員
・組織変革・業務改革・新商品開発に関わる方 など
特別な知識は必要ありません。
組織内で他部門との調整や協力依頼、プロジェクト推進などに携わっている方であれば、より実践的な気づきや学びを得ることができます。
本コースの修了時に、以下ができることを目標とします。
・サイロ化が発生する背景と、部門間コミュニケーションの課題構造を理解する
・相手部門の制約や優先事項を踏まえて、建設的な対話を行うことができる
・部門間の対立や認識ギャップを、論点として整理できる
・自社で実践する部門間コミュニケーション改善策を立案できる
はじめに
- クロスファンクション・コミュニケーションとは
- なぜ今、部門横断の協働が求められるのか
1. サイロ化が生み出す課題を理解する
- DX推進や価値創造における部門間連携の重要性
- サイロ化による典型的な課題
- 部門最適と全体最適
- 組織で発生する認識ギャップの構造
【ケース討議】
- なぜこのプロジェクトは失敗したのか
- 部門間コミュニケーションの課題分析
2. 組織成長と部門間の壁
- グレイナーの企業成長モデル
- なぜ組織はサイロ化するのか
- 組織成長とコミュニケーション課題
【演習】
- 自社の成長段階と部門間課題の整理
3. クロスファンクション・コミュニケーションの基本
- 他部署との摩擦が発生する理由
- KPI・評価指標・価値観の違い
- アクティブリスニングの基本
- 協力者を増やすための関係構築
【演習】
- 認識ギャップ分析
- 傾聴ワーク
4. 部門横断で成果を出すコミュニケーション実践
- 相手のメリットを踏まえた依頼の仕方
- 利害の異なる相手との合意形成
- 建設的な対立への対応
【ロールプレイ】
- 他部署への協力依頼
- 利害の異なる関係者との対話
5. 自社の部門間コミュニケーション改善を考える
【グループワーク】
- 自社のサイロ構造の整理
- 部門間コミュニケーション課題の抽出
- 協働を促進する施策の検討
講義:50% / 演習・ワークショップ:50%
※ケース討議、認識ギャップ分析、傾聴ワーク、ロールプレイ、改善施策検討など、実践中心で学習を進めます。


□オンラインクラスご参加のお客様で、自宅やオフィス以外の場所でのオンライン受講をご希望の方には iLスクエア をご提供いたします。ぜひご活用ください。
□受講者メールアドレスについて
・各クラスとも、電子テキストおよび受講のご案内を、受講者の方のメールアドレス宛てに送付させていただきます。
・お申し込み時に受講者ご本人のメールアドレス入力が必須となります。
□テキストについて
・各クラスとも、電子テキスト(PDF)を事前に配布いたします。
ご受講の際には、テキスト閲覧用デバイスをご用意いただくことをお薦めいたします。
・当コースは、電子テキスト(PDF)のご提供のみとなり、印刷テキストには対応しておりません。
□オンラインクラス
オンラインクラスはZoomで提供いたします。
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