Spring Securityは、Spring Frameworkと組み合わせて利用されるセキュリティライブラリです。
長年に渡って開発が続けられており、高機能な反面、使いこなすのが難しいと言われることがあります。
本コースでは、Springの基礎知識をお持ちの方を対象に、Spring Securityの基本的な使い方から、要件に応じたカスタマイズ方法・アーキテクチャーを演習を交えながら短期間で学習します。
Spring Securityが初めての方は、実務に必要な一通りの使い方を身につけることができ、ご経験がある方は、アーキテクチャーや最新の使い方を理解することでプロジェクトメンバーへの指導ができるようになります。
このコースはMPA(Multiple Page Application)にSpring Securityを導入するサンプルをもとに学習をしていきます。
※他社提携コースは、お申し込み後に空席確認を行います。お席を確保できない状況の場合はご連絡させていただきます。
なお、「残席数」はリアルタイムに反映されていない場合がございます。また、残席数表示に関わらず申込可能な場合がございますので、正確な「残席数」については、お問い合わせください。
日時 | 場所 | 状況 | 締切日 |
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3月19日(水) | オンラインオープン研修(カサレアル社) | 受付締切 | 3月6日(木) |
・Spring Securityをはじめて学習する方
・Spring Securityの基本的な使い方を知りたい方
・カスタマイズのためにSpring Securityのアーキテクチャーを知りたい方
・OAuth 2.0の利用を検討している方
・『Spring Boot 3 ではじめるWebアプリケーション開発入門』コースを受講済み、もしくは同程度の知識(DI・DBアクセス・MVC・Thymeleaf・Spring Boot)を有する方
当コースを修了した時点で、次のことができることを目標とします。
・基本的な認証・認可機能を実装できる
・データベースを利用したユーザー定義ができる
・要件に応じた様々なカスタマイズができる
・Spring Securityのアーキテクチャの概要を説明できる
1.Spring Securityの概要
基本的なForm認証・Basic認証
2.メモリを使ったユーザー定義
Java Configによるユーザーとロールの定義
URLでの認可制御
3.Spring Securityのアーキテクチャー
SecurityContext、Filter Chain、AuthenticationManager、AccessDecisionManager
メソッドへの認可制御
4.RDBを使ったユーザー定義(UserDetailsとUserDetailsService)
UserDetailsの実装
UserDetailsServiceの実装
5.パスワードの暗号化、ログイン画面、ログアウト、エラー処理、CSRF対策
PasswordEncoderの指定
ログイン画面・ログアウトのカスタマイズ
エラー画面の作成
CSRF対策
6.OAuth 2.0によるマイクロサービスのセキュリティ
OAuth 2.0とは
Spring Security 5によるクライアントとリソースサーバーの実装
Keycloakによる認可サーバーの実装
7.付録
多重ログインの防止
Spring Session + Redis
thymeleaf-extras-springsecurityリファレンス
認証イベントのハンドリング
Spring Securityのテスト
※最新でより良い内容をお届けするため、一部の学習項目を予告なく変更する可能性がありますのでご了承ください。
キャンセル規定 | 受講開始10営業日前から受講料(購入価格)の100%のキャンセル料がかかります。 |
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テキスト | 研修テキスト |
オンラインクラス | オンライン開催の場合は、以下の注意事項をご確認の上、事前にご準備ください。 ■使用ツール 動画配信:Zoom 質疑応答:オンラインチャットシステム(Mattermost) 演習環境:仮想デスクトップ ※業務用PCにZoomアプリをインストールできない場合は、ブラウザからのご参加をお願いします。 ※Zoomのシステム要件について、より詳細な情報は、こちらをご参照ください。 ※Mattermostおよび演習環境は弊社にてご用意いたします。 ■システム要件 ・インターネットに常時接続できること (アクセス制限のないネットワーク環境をご利用ください) ・Webカメラおよびマイク ※PC本体の他に、モニターやiPad等の拡張ディスプレイをご用意いただくことを推奨いたします。 (1台:Zoom、オンラインチャットシステム用、1台:演習環境用) ※事前にアクセス確認をご希望される方はお問い合わせください。 ■OS/ブラウザ ・OS:Windows / ブラウザ:Google Chrome 上記以外の環境でもご受講いただくことが可能ですが、操作感が異なる可能性がある点をご了承ください。 |
演習環境 | 実行環境 |
その他 | ※受講に関する注意点※ |
当コースは株式会社カサレアルが提供します。
※2022年3月よりコースタイトルが変更となりました。(旧コースタイトル:基礎からのSpring Security -認証、認可、アーキテクチャ、OAuth 2-)
Springのセキュリティライブラリ「Spring Security」の使い方やアーキテクチャーを基礎から学習するコースです。
Spring Securityは初めての方から利用経験がある方まで、幅広いレベルを対象としています。