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シリンドリカル・ステップ・スカルプチャー・キーボード 回顧録


シリンドリカル・ステップ・スカルプチャー・キーボード・・・みなさん聞いたことがありますか?
これはもともと次のような3つのキーボードをあわせた言葉です。

それぞれの特徴を簡単に説明すると次のようになります。
  1. シリンドリカル・キーボード
    キートップがU字状に凹んでいて、隣のキーを間違って押下するのを防ぐ。
  2. ステップ・キーボード
    キーボードが奥の段から手前の段にかけて、段々畑のように下がっている。
  3. スカルプチャー・キーボード
    キーボードを横から眺めるとU字型に歪曲している。ホームポジションに指を配置した状態で打鍵した場合に押しやすくなっている。

私がパソコン(当時はパーコンと呼ばれていた。少しバカっぽい?からか、いつからかパソコンと表現されることが多くなった)に初めて触れたのは大学の研究室で、Apple2 J-Plusだった。
Apple2というのはアップル社がマッキントッシュ以前に販売していたパソコンで、Apple1の後継モデルだった。ちなみにApple1はAppleI、Apple2はApple][、と表現された・・・・・
このパソコンのキーボードは上記の3つの特徴をすべて兼ね備えていてたいへん打鍵しやすかったのを記憶している。ただ単純に打鍵感が気持ちいいだけでApple2を貯金を投げ出して買った。でも幸せだった・・・一目ぼれしたApple2を初めに、初代マッキントッシュ、OKI IF800、IBM PS/V Masterと機種は変わっていったが当時のパソコンは程度の差はあっても3つの要素を兼ね備えたキーボードが主流だった。その理由を「人間工学的に相応しい形式である」と説明を受けたことがある。

時代は変わり今では逆に3つの要素を兼ね備えたキーボード(キートップ)はほとんど目にしなくなりました。パソコンのデスクトップからノートパソコンが主流になり、携帯性を考慮した薄型などからキーボードも薄く、キートップもフラットな形状が中心になってきました。「あの頃の人間工学はどうなったんだ?」という疑問に対して、次のように「新しい説明」をうけたのです。

のだ、と・・・

確かに納得。時代の流れは人間工学をも上回るのですね。

追伸:
人間工学といえば、見やすい字体、色使い、など多岐にわたりますね。
WEBの画面1つとっても人間工学を考慮したデザインがされているようです。
この機会に私も少しこのあたりを調べてみようかとも思っています。

小倉 紀彦 (株式会社アイ・ラーニング IT研修部 ラーニング・アドバイザー)
日本アイ・ビー・エム入社後、SEとして、金融、証券、食品業界を担当しお客様システムの構築やネットワーク構築に携わる。その後ネットワーク事業部・運用部門として、IBMイントラネットの保守、運用を担当。 2002 年より研修インストラクターとして、基礎から応用まで広範囲にわたるセキュリティーおよびネットワーク、運用管理についての研修を担当。