DX人財育成教育研修事例:JFEシステムズ様 : i-Learning 株式会社アイ・ラーニング

i-Learning 株式会社アイ・ラーニング



DX人財育成教育研修事例:JFEシステムズ様

JFEシステムズ株式会社

事例概要

課題や背景

  • 社員の8割がシステムエンジニア。情報システム開発企業であることから、まさに「社員は財」で、恒常的な育成で能力の底上げを図ることが事業の発展のために重要。
  • 顧客と一緒に事業を創り出せる人材が求められている。従来どおりでは事業継続が困難という危機感があり、全社員がDXに対応できる必要があるという方向性で人財育成に取り組んでいる。

人財育成による改善

技術者向け新人研修、営業職向け新人研修、入社 2・3年目社員を対象とした階層別研修など若手育成に注力。DX時代に対応可能な人材育成を加速している。今後は全社員を対象に取り組みを拡大していく予定。

導入前の背景・課題

受け身から脱却して欲しかった新人研修

JFEシステムズでは、新人研修に関して、年度ごとに複数の研修会社にRFP(Request for Proposal)を出し、提案を受けて決定するという手法を取っていた。研修内容などを比較検討した上で最良と思われるプランを選ぶ方法である。 しかし、それでも満足してはいなかった、と、JFEシステムズ株式会社人材開発部 採用・人材開発グループ長 阪上麗子氏は語る。新人研修は複数のカリキュラムから構成されているが、講師はそれぞれのカリキュラムを"細切れ"に担当。一方、受講生は学校を出たばかりで、良くも悪くも受け身状態。新人研修は社会人としての意識や行いもしっかり身につけてもらいたい場面なのに、従来、研修期間全体を通してのフォローは難しかった。

展開のポイント

クラスマネジャーの存在と「自ら行動する」人材育成が採用の決め手

2017年、同社が新人研修のパートナーに選んだのはアイ・ラーニングだった。「採用した第一のポイントは、クラスマネジャーの存在。研修期間中、一貫して担任の先生のように受講生をフォローし続けてくれる人がいるのは大きなポイントだった」と阪上氏は語る。また、アイ・ラーニングは合わせて入社 2・3年目社員向けのフォローアップ研修も提案。おりしも、これから階層別研修を充実させていきたいと考えていた最中であり、その企画提案力を評価した。さらに、“教えない研修”というコンセプトにも魅力を感じたという。受講生が自ら考え、自ら動く姿勢を身に着ける教育は、まさに同社がDX時代に求めるものと一致した。ただ、教えないあまり、答えがわからないまま後に残すのもよくないと考え、「少しは教えて、とお願いした」と阪上氏はほほ笑む。以来、新人研修はアイ・ラーニングが担い続けている。

カリキュラムのオンライン化を全力サポート

コロナ禍の発生で、同社の研修運営方針は大きく転換することになった。今年度企画している研修は対面研修の予定だったが、急激な感染拡大を受けてオンラインシフトを検討。契約している全研修会社に問い合わせを行い、いくつかを除き、ほぼすべての研修カリキュラムのオンライン化を実現させた。延期や中止という考えはまったくなかったそうだ。また過去の苦い経験からの教訓もあった。致し方なくカリキュラムを削減した時もあったのだが、研修空白世代が生まれてしまい、それがボディーブローのように後々まで響いたという。そのため中止とする発想は、一切なかったようだ。

今年の新人研修では、「研修開始まで1週間を切る中、『受講生の端末や教材はどうするか』『研修に社内ネットワークが使えないとしたら、どう配信環境を確保するか』など、山のようにあった課題をアイ・ラーニングは柔軟な対応力で私たちと一緒になって考え、伴走し続けてくれた」と阪上氏は半年前を振り返る。

展開後の成果

オンライン研修でも例年以上の成果を発揮

オンライン環境での新人研修がどういう結果になるか、当初は気をもんだそうだ。受講生の中には、プログラミングが初めてという文系出身者もいる。それでも、カリキュラムの最終盤にはグループ開発演習へと進み、そこで作り上げたプログラムで社内発表する。しかし、発表会を見に来た事業部門の先輩たちは「どうなることかと懸念したが、例年と同じ、いや例年より立派な成果を発表してくれた」とコメントを寄せた。

研修に対する現場からの声という観点では、アイ・ラーニングのビジョナリーリーダーシップ研修が強く印象に残っていると阪上氏は語る。これは部長級の管理職を対象にした研修だったが、「年若い部下に我々世代の論理が通じない理由を初めて明確に説明してもらえた」という感想をもらし、研修で行った価値観の優先順位づけというワークを自部門でも実施した受講者もいたという。

また同社では、営業職の新人採用を再開したタイミングで、営業職向けの新人研修を開始した。彼らが順調に育って定着しているのは、アイ・ラーニング利用の成果といえるのでは、と阪上氏は語る。

現在と今後の展開

顧客と事業を創り出すためにDX人材育成は重要

新人研修では、時代に合わせてアジャイル開発を盛りこんでいる。現場の選択はどうしても安定稼働をめざして実績重視になりがちであるため、新人からでも新しい風を吹きこんでほしいと願ってのことだ。

アイ・ラーニングの提案をきっかけに、新人研修の中に DX の一要素であるデザイン思考を取り入れたり、年次・階層別研修も提案を受けて改定を進めている。同社にとって DX 人材の育成は重要課題でもある。顧客と一緒に事業を創り出せる人材が求められており、従来どおりのやり方では今後事業継続できないという危機感もあった。「たとえばデータサイエンスで、分析のアルゴリズムが組める人は一部でいいかもしれないが、データは全社員が使えるようになる必要がある」と阪上氏。それも、技術職だけでなく営業職、スタッフ職も含めて全社員が対象だと強調した。そこには DX の理解なくしては顧客と会話できなくなるという思いがある。今後本格的に展開していく DX 人材育成に関して、引き続きアイ・ラーニングには力を貸してほしいと阪上氏はメッセージを送っていた。

インタビューを終えて

阪上氏自身がシステムエンジニア出身であることから、実現する研修カリキュラムの随所にきめ細かい目配りが利いていた。また、DX人材の育成対象を全社員とし、「逆に全社員ではいけない理由がわからない」と言い切られたのも印象的だった。教育の力で全社変革をドライブする。そこに、ユーザー系システムインテグレータでありながら、その地位に甘んじることなく果敢に挑戦し続けるJFEシステムズの強みを感じた。

さかうえれいこ氏の写真

阪上 麗子(さかうえ れいこ)氏

JFEシステムズ株式会社
人材開発部
採用・人材開発グループ長 兼 ダイバーシティ推進グループ

採用・育成・ダイバーシティを専門とする独立部隊で、採用と研修を主に担当。もし人材育成に全権を持つなら、研修を必修にしたいそうだ。それほど全社員の成長に不可欠なものと確信している。

【お客様プロフィール】
社名 JFEシステムズ株式会社
所在地 〒146-8501
東京都港区芝浦1丁目2-3シーバンスS館
設立 1983年9月1日
資本金 1,390,957千円
従業員数 単体:1,522人
連結:1,835 人(2020年3月31日現在)
概要 JFEスチールグループの情報システム開発会社。ユーザー系企業でありながらJFEスチール以外の売上げが全体の約5割を占める。「お客様のサクセスが私たちの誇り」をモットーに、30年以上に渡り、情報システムの企画から設計、開発、保守、運用までトータルで顧客の業務改革をサポートしている。
URL https://www.jfe-systems.com/

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