看護系の分野で質的(テキスト)データを扱った研究が必要になりました。
データは看護日誌やインタビューで集めたデータです。
どのような分析手法を適用すればよいでしょうか?
文章で表現されるデータのことをテキストデータと呼んでいます。
看護・保健の分野における研究でよく見られます。
このようなデータを質的データと呼ぶこともあります。
テキストデータの分析を行う場合、最初に、テキストデータを統計的に解析できるように定量化します。
SPSS「教えて!内田先生」File03で紹介しているように、IBM SPSS Text Analytics for Surveysのコースではカテゴリ化(フラグ化)する所まで紹介しています。
カテゴリ化した後は、コレスポンデンス分析や数量化理論と呼ばれる多変量分析を行うのが一般的です。
コレスポンデンス分析は応用範囲の広い手法で、テキストを分析する人だけでなく、アンケートのデータを解析する人はぜひ習得して欲しい手法です。
コレスポンデンス分析が対象としているデータはクロス集計表のデータ、0/1で表現される二値データ、カテゴリ変数で構成される多変量データです。