「レジリエンス」とは
昨今、職場のリーダーを取り巻く環境は、ますます厳しくなりつつあります。
特にIT業界において上に示したような傾向は顕著に見られます。これらが若手社員のやる気にも影響を与え、転職、またはうつ病による休職などの一因となっています。多くのIT企業が「働き方改革」に賛同しているのにも、このような背景があります。
そこで近年では、メンタルヘルスとともに「レジリエンス」の考え方がクローズアップされています。
レジリエンスは元々「回復力」、「復元力」という意味ですが、心理学でいうレジリエンスは「ストレスや逆境をバネにし、前向きにチャレンジし、さらに成長する力」を言います。ポジティブ心理学のなかで研究されている概念です。
ソチオリンピックで、浅田真央選手がショートプログラムで大失敗したもののフリーで自己最高得点をマークしたことにより、マスメディアでこの「レジリエンス」が大きく取り上げられました。
その後、スポーツの世界だけでなく、ビジネスでも最近ではこの考え方が取り入れられつつあります。
リーダーにとっての「レジリエンス」
前述のような厳しい環境に置かれている職場のリーダーこそ、今この「レジリエンス」の資質が求められています。
職場・チームを変革するには、失敗やリスクが付きものです。そこで、失敗してもすぐに回復し、それを原動力にして前向きに行動する「レジリエンス行動」が必要になるのです。
リーダーは目標を達成するために、周囲のメンバー(部下・後輩)を巻き込む必要がありますので、周囲のメンバーにも同様、レジリエンス行動を実践できるように促進するのも重要な役割です。部下や後輩が落ち込んでいれば、しっかりと傾聴し、発想を転換させ、動機付けさせるための効果的な関わり方が実践できなければなりません。
そんなリーダーの方に、「レジリエンス・リーダー研修 ~逆境をバネに成長するチーム作り~」をオススメします。
このコースでは、「レジリエンス」とは何かを理解し、実際に自分自身でレジリエンス行動が実践できる手法を体感いただきます。自分自身に対してだけでなく、部下や後輩にもレジリエンス行動を促すための具体的なスキルも学びます。環境変化に柔軟に対応できる、逆境やストレスに負けない組織づくりを目指すリーダーに最適のコースです。
GB070:レジリエンス・リーダー研修 ~逆境をバネに成長するチーム作り~
自分のメンタリティを把握し、「ネガティブ感情の切替」「ポジティブ行動の実践」「モチベーションを高める」「人とのつながりを強める」のマネジメントすべき4つのレジリエンス行動を理解するとともに、リーダーとして自分の部下・後輩がレジリエンス行動を実践できるようにするための接し方や指導スタイルを習得できます。
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