データ分析を行うにあたり、必要となる統計的な考え方をStatisticsを使用しながら習得して頂けます。 はじめに、データのエラーチェックをオプションのIBM SPSS Data Preparationを使用して行います。 つぎに、クリーニングされたデータを使用し分析を行う際に把握すべきデータの特徴について、統計用語の説明を交えながら紹介します。Statisticsを使った分析の目的は、分析の対象となる集団(母集団)の傾向を知ることです。その考え方を理解し、データの性質に合わせて統計的なデータ(2変量)間の関係性を調べる手順と結果の解釈の仕方を習得します。 使用する手法は、カイ2乗検定、相関、t検定です。
※受講料改定のお知らせ※
2024年10月以降に開催するクラスより、受講料を改定いたします
・2024年9月末まで:187,000円 (税別価格 170,000円)
・2024年10月以降 :209,000円 (税別価格 190,000円)
※開催初日の15日前に開催判断を行いますので、お早めにお申し込みをお願いいたします。
Statisticsでデータ分析を行いたい方
以下のコースを受講された方、もしくは同程度の知識をお持ちの方
・IBM SPSS Statistics操作入門(SSXY8)
Statisticsによる統計の基礎を学習する
1. データのエラーチェックの方法
2. 1変量の要約統計量(中心傾向と散らばりの統計量)の理解
3. 2変量の関係性(カイ2乗検定、相関、t検定)の理解
●1日目
1. 研究計画の基本
・研究の目標と目的
・母集団と標本
・独立変数と従属変数
・測定の尺度
・標本抽出
2. データのエラーチェック(オプション:IBM SPSS Data Preparationを使用)
3. 中心傾向と散らばり
・最頻値、中央値、平均値
・最大値、最小値、範囲、四分位範囲、分散、標準偏差
4. データの要約
・名義尺度の記述統計
・順序尺度の記述統計
・スケールデータの記述統計
5. 標本に基づく母集団の推定-仮説検定
・正規分布
・標準化得点
・母平均の区間推定
・仮説検定の考え方
・統計的な過誤
●2日目
6. データの分布
・ヒストグラム
・歪度と尖度
・幹葉図
・箱ひげ図
7. 質的データ間の関係性:カイ2乗検定
・クロス集計表
・クラスタ棒グラフ
・カイ2乗検定
8. 量的データ間の関係性:相関
・散布図
・Pearsonの相関
・Spermanの相関
9. 質的データと量的データ間の関係性:t検定
・平均値の比較(表と箱ひげ図)
・対応のないt検定
・Mann-Whitney(マンホイットニー)の検定
・対応のある検定
日数 | 2日間 |
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受講時間 | 9時30分 ~ 17時00分(昼休憩:45分) |
受講料 | 209,000円 (税別価格190,000円) |
日時 | 場所 | 状況 | 締切日 | セッションID |
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8月19日(月) 〜 8月20日(火) | オンラインクラス | 受付中 | 8月7日(水) | 02 |
キャンセル規定 | 受講開始14日前から受講料の定価(割引前価格)の50%のキャンセル料がかかります。 |
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受講者メールアドレス | □受講者メールアドレスについて |
テキスト | □テキストについて |
オンラインクラス | □オンラインクラス □IBM SPSS Statisticsオンラインクラスをご受講の場合 |
教室クラス | □教室クラス □教室クラスをご受講の場合 |
演習環境 | ※SPSS演習環境は、2024年6月開催分より、eLabを使用いたします。 事前に演習環境のご確認をお願いいたします。 <演習環境事前確認について> |
2023年4月よりコースコードが変更になりました。(旧コースコード:SS5Z8)
□オンラインクラスご参加のお客様で、自宅やオフィス以外の場所でのオンライン受講をご希望の方には iLスクエア をご提供いたします。ぜひご活用ください。
※Statisticsの分散分析や多変量解析コースをご受講頂く際の前提条件コースとなっています。
【お客様の声】
・統計、SPSSに対する予備知識があまりない中でもコースの内容は非常に理解できました。また講師の方の説明も丁寧であり、ペースもよく進めていただき、理解の助けともなりました。
・SPSSの画面の図も交えながら、詳しく書かれているテキストなので、後で見返すときも思い出しやすいと思う。
・統計の基礎知識をとりあえず頭に入れられたので、業務でそのような話になったときに入りやすいと思う。