このコースでは、オブジェクト指向言語の経験者向けにXcodeの利用方法・画面遷移や一覧表示・データの永続化などを利用した簡単なアプリの実装方法を実際に体験しながら学習します。
・ これからiOSアプリの開発を始める必要のある方
・ iOSアプリの開発を発注するなど、iOSアプリの仕組みを理解する必要のある方
・ iOSアプリのコードレビューを担当するなど、Swiftのコードを読解する必要のある方
・『オンライン研修環境』に記載のツール、機材のご用意が可能な方
・Macの基本操作ができる方
・JavaやJavaScriptなど、何らかのオブジェクト指向プログラミング言語の経験がある方もしくは、『速習 Swiftプログラミング言語』コースをご受講いただいた方
当コースを修了した時点で、次のことができることを目標とします。
・ iOSアプリの基本的な動作を説明できる
・ ストーリーボード上に部品を配置し、画面を作成できる
・ 複数画面を持ち、画面遷移を行うアプリを作成できる
・ アプリでよく利用される、一覧画面から詳細画面への遷移を実現できる
・ アプリ内のデータを、Core Dataを利用して永続化できる
・ クロージャやOptional、デリゲートなどSwiftの特徴的な文法を用いたコードを記述できる
1.iOSアプリ概要
・ iOSアプリとは
・ iOSアプリのプロジェクト構成
2. iOSアプリの基本
・ ストーリーボードによる画面の作成
・ Auto Layoutによるビューのレイアウト
・ 画面部品とプログラムの接続(アウトレット接続/アクション接続)
・ 画面のライフサイクル
3. Swiftの基本文法
・ データ構造
・ 関数とクロージャ
・ Optional型
・ エラーハンドリング
4. プロトコルとデリゲート
・ プロトコル
・ デリゲート
・ ビューにおけるデリゲートの利用
5. 様々なビューコントローラ
・ アラートダイアログ
・ フォトライブラリからの写真選択
・ アプリ内でのWebページの表示
6. 画面遷移
・ 画面遷移とセグエ
・ タブとナビゲーション
・ 画面間のデータ受け渡し
7. 一覧形式の画面
・ テーブルビュー
・ テーブルビューコントローラ
・ テーブルとナビゲーションの連携
・ 選択されたセルの特定
・ テーブルビューからのデータの削除
8. データの永続化
・ ユーザデフォルト
・ Core DataによるDBアクセスの基本
※上記内容は予定となり、当日変更する可能性がありますのでご了承ください。
※最新でより良い内容をお届けするため、一部の学習項目を予告なく変更する可能性がありますのでご了承ください。
日数 | 3日間 |
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受講時間 | 9時30分 ~ 17時00分(昼休憩:45分) |
受講料 | 165,000円 (税別価格150,000円) |
キャンセル規定 | 受講開始10営業日前から受講料(購入価格)の100%のキャンセル料がかかります。 |
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その他 | 実行環境(オンライン開催の場合は「備考」欄の記述をご参照ください) |
オンライン開催の場合は、以下の注意事項をご確認の上、事前にご準備ください。
◆オンライン研修環境
●使用ツール
動画配信:Zoom
質疑応答:オンラインチャットシステム(ご利用になれない場合は、Zoomのチャット機能で代替可能です)
※業務用PCに追加アプリをインストールできない場合は、ブラウザからのご参加をお願いします。
※Zoomのシステム要件について、より詳細な情報は、こちらをご参照ください。
●システム要件
インターネットに接続できるPC、Webカメラおよびマイク
※PC本体の他に、モニターやiPad等、画面表示できるものがあると便利です。
●OS:macOS
※管理者権限のあるユーザで Mac にログインしている、
もしくは、必要な機能を利用する際に管理者アカウントで認証できる必要がございます。
(ユーザの種類は、「システム環境設定」の「ユーザとグループ」から確認できます)
●RAM:8GB以上
●その他:Xcode 13 または 14
◆事前環境構築
使用されるmacOSに対し、必ずご受講前に「Xcode 13 または 14」のインストールを実施してください。
・iOS/Swiftコース用セットアップガイド
インストールを実施いただけていない場合、コースをご受講いただくことができません。
配布するセミナーテキストでは、 Xcode 12 で取得した画面イメージを掲載しています。
画面の作成からデータの永続化まで、一般的なiOSアプリで頻繁に利用される機能を中心に実装方法を学習します。
また、複数の画面を持ったアプリの作成にも対応し、一覧画面の作成やナビゲーションを利用した画面遷移の実装方法などもご紹介します。
開発ツールであるXcodeの活用方法や、Swift言語の基本についても説明するため、理解をより深めることができます。
さらに、ハンズオンと演習を活用し少しずつステップを追いながら学習するため、Xcodeの操作やコードの効率的な書き方なども学べます。
そのため、モバイルアプリやMacを利用した開発経験がない方でも、最初のステップとして安心してご受講頂けます。
コース内では最低限のSwift言語の文法についても紹介しますが、Swift言語についてより詳しく学習できる『[オンライン開催]速習 Swiftプログラミング言語』(MBI03)コースを先に受講することをおすすめします。