ハッキングツールを用いたハンズオンを通して、コンピュータネットワークにおける脅威とその対策について学習するコースです。
不正アクセスやDoS/DDoS攻撃といった従来型のサイバー攻撃だけでなく、最近注目を集めている「標的型攻撃」についても取り上げ、それぞれの技術的な仕組みを学習します。
また、情報セキュリティ対策の概念や、ファイアウォール(従来型/次世代)、UTM等の各種セキュリティデバイスの特徴についても学習します。
・システム管理者、システムエンジニア
・ネットワーク管理者、ネットワークエンジニア
・コンピュータの基礎知識をお持ちの方
・Windows/Linuxの操作経験がある方
・TCP/IPネットワークの基礎知識をお持ちの方
当コースを修了した時点で、次のことができることを目標とします。
1.代表的なインシデント事例、攻撃者の種類・目的を理解する
2.サイバー攻撃手法の技術的な仕組みを理解する
3.各攻撃手法に対するセキュリティ対策を理解する
1.セキュリティ情勢の変化
・近年のインシデント事例
・インシデントの影響
・サイバー攻撃の背景/傾向の変化
2.不正アクセス
・侵入前の事前調査
-インターネット探索
-アドレススキャン
-ポートスキャン
-脆弱性スキャン
・侵入行為
-パスワードクラック
-スニッフィング(盗聴)
-脆弱性を突く攻撃
-Webサーバへの攻撃
-DNSサーバへの攻撃
・侵入後の行動
-バックドア
-証拠隠滅
3.マルウェア
・代表的なマルウェアの種類
-コンピュータウィルス、ワーム
-トロイの木馬
-RAT、ボット
-スパイウェア、キーロガー
-ランサムウェア
・マルウェアの感染経路
・ドライブバイダウンロード攻撃
4.DoS/DDoS攻撃
・DoS攻撃
-Flood系攻撃
-LAND攻撃
-Smurf攻撃
-脆弱性を利用したDoS攻撃
・DDoS攻撃
-ボットネット
-反射型DDoS攻撃
5.標的型攻撃
・標的型攻撃の分類
・標的型攻撃の流れ
・初期潜入
-ソーシャルエンジニアリング
-標的型攻撃メール
-マルウェア感染
-ゼロディ脆弱性の利用
-水飲み場攻撃
・攻撃基盤構築
-パスワードハッシュの取得
-Pass the Hash
-SMB共有の悪用
・攻撃最終目的の遂行
-機密情報のアップロード
6.情報セキュリティ対策
・情報セキュリティの概念
・情報セキュリティ対策の分類
・代表的なセキュリティ対策製品
-ファイアウォール(従来型 vs 次世代)
-IDS/IPS
-UTM
日数 | 2日間 |
---|---|
受講時間 | 9時30分 ~ 17時00分(昼休憩:60分) |
受講料 | 110,000円 (税別価格100,000円) |
キャンセル規定 | 受講開始11営業日前から受講料(購入価格)の50%のキャンセル料がかかります。 また、受講開始2営業日前から受講料(購入価格)の100%のキャンセル料がかかります。 |
---|---|
その他 | 【重要】キャンセル規定 |