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Dr.アイの悩み相談室 file13

file13:リーダーは悩む前に身体を動かすべし

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相談者:リーダー頑張るなっしー

  • リーダーになって1年経ちました。頑張って、自分の成果は上げられるようになったのですが、メンバーから認められていない気がして心配です。チームとして一体感が少なく、何となく冷めた感じがします。
    避けられているとか無視されているとかそういうのではないのですが、浮いている感じです。チームで飲み会に行っても、社交辞令ばかりで、お酒も肴もまずい感じです...

    僕なりに、リーダーシップのHow To本をたくさん読んでみたり、無料のリーダーシップセミナーなどに参加したりしました。だから、リーダーのスキルは頭では分かっているつもりです。セオリー通りやっているつもりなのですが、何か空回りしている感覚がぬぐえません。僕の思いがなかなかわかってもらえず、メンバーのやる気が上がらないんです。

    間違ったことはしてないと思うのですが、今後どうすればよいのか分かりません。


    先生、何か良いアドバイスをお願いします。

回答者:Dr.アイ

  • リーダー頑張るなっしーさん、前向きに勉強もして頑張っているハズなのに、空回りしてしまうのはツライですね。飲み会も、そんな状態だと、余計ストレスが増えてしまいそうです。
    私も若かりし頃、同じような状況で周りに気を使いすぎて、ヘトヘトに疲れてしまったことがあります。あの時は、毎晩ヤケになって飲み過ぎて、身も心もぐるぐるしてしまった……おっと、これはお恥ずかしい話をしてしまいました。

    さて、自分一人で頑張るのと違い、チームとして成果を上げるのは難しく、どんなリーダーでも一度は悩んでいることです。「リーダー」という言葉には、「みんなを力強くグイグイと導いていく」というイメージがどうしてもあるようですね。

    しかし、最近の世の中はどんどん複雑になっているので、昔からある「問題解決策」が使えないことが増えています。何が正解かわからないので、リーダーも自信を持って「これが正解だから、オレについてこい!」といえないのですね。不確かな状態で、HowTo本どおりに「○○のときは○○する!」と行動すると、逆にメンバーから「本当に大丈夫なの?」と思われて、冷めた目でみられるかもしれません。

    そこで、自分だけで頑張らずに、メンバーを巻き込んで「みんなで解決していく」というスタイルが、今のリーダーに求められています。

    リーダー頑張るなっしーさんは、普段、どうやって、メンバーに接していますか?

    ……え?そんな話より、どんな時も使える「正解」を教えて欲しいって????

    うーん、私はこのような人生相談?をよく受けますが、どんな時でも当てはまるようなセオリーは無いと答えています。また、実際に壁にぶち当たったときに、自ら考えて行動することが重要だと考えています。
    悩みながらも、自分で最善のものを選んで行動してみた結果、あとで「正しかったか」がわかるのです。そのため、覚えているHow Toの多さよりも、どれだけ決断したか、どれだけ行動したかの方が、リーダーシップを強化してくれるはずです。

    とはいえ、自分が相手に対して、どういう行動をとっているのかは、無意識に判断してしまっていることもあり、なかなか自分で自分の姿に気づくことは難しいかもしれません。
    たぶん、そのために無料セミナーに参加されたのかもしれませんね。

    リーダー頑張るなっしーさんが参加されたのは、どんなセミナーだったんですか?

    なるほど、半日ぐらいで、100名ぐらいの会場で有名な先生の話を聴いたと…。

    座学のリーダーシップ研修は、「賢くなったぞ!」と錯覚しやすいのですが、「知識」が増えたに過ぎません。「わかる」と「できる」には、大きな隔たりがあります。

    そこで、リーダー頑張るなっしーさんには、体験型の研修をオススメしたいと思います。
    「やってみる」という体験と振り返りを通じて、リーダーシップ発揮のためのポイントを学ぶことができます。

    私自身の体験から、自信を持っていえることは、人は自分で体験して納得したことでないと、結局身につかないということです。

    私は、ディスカッションでは、ほとんど話をしません。私が説明して納得してもらうのではなく、受講生の皆さんが自分たちで話すことで、答えを見つけてもらうようにしています。すると、いわゆる腹に落ちるというか、納得するんですね。自分で気付いて納得したことは忘れません。それが一番重要だと思っています。

    リーダー頑張るなっしーさんは、身体を動かすのは得意でしょうか?

    ゲーム感覚で行なうワークショップが、たくさん含まれている研修もありますよ。
    もちろん単なるゲームではなく、ビジネスシーンのシミュレーションを目的としたエクササイズやディスカッションであり、リーダーシップの発揮の仕方に、自ら気づいていただくようにできています。

    お堅い研修もいいのですが、ゲーム感覚でやるいいところは、その人の特徴がストレートに出ることです。楽しいので、つい「素」が出てしまうんですね。皆、笑いながら楽しく学んでいます。
    受講した人からは、「楽しみながら学べたコースは、これが始めてです」「身体を使ったエクセサイズが特によかった。この研修は二度と忘れないと思う」「目からウロコで、会社に帰ってさっそく小さなことから始めていきたいと思います」などの評価をいただいています。

    そのほかにも、チームの生産性をより高めるために、メンバーをもっと巻き込んでいくための演習を揃えたリーダーシップ研修も用意しているので、順番に受けてみてはどうでしょうか。
    こちらの研修では、チームメンバーを巻き込むための「コーチング」を実際に体験したり、「意志決定」を題材としたリアルな演習も体験できます。

    百聞は一見にしかず。百見は一験(体験)にしかずともいいます。
    まずはこのコースに参加して、体験してみてはいかがでしょうか。

    一日も早く、メンバーとの「一体感のある飲み会」が実現するよう、応援していますよ!

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